インスタグラムでのタグ付けは、投稿のポジティブさや情報の正しさなどによって、表示しておきたいものとそうでないものに分けられます。
中にはタグ付けを制限したい場合や、相手がタグ付けして投稿する前に確認しておきたい場合もありますよね。
本記事では、タグ付けの制限や手動承認のやり方、タグ付けされた投稿を拒否する方法や一度削除したタグ付け投稿を元に戻す方法などを紹介します。
目次
インスタグラムのタグ付けを未然に制限する方法
インスタグラムで相手ユーザーによって行われるタグ付けは、未然に制限することが可能です。
1.プロフィール画面を開き、右上に表示されている三本線のメニューアイコンをタップします。

2.メニューの一番上に表示されている『設定』を選択します。

3.『プライバシー設定』を選択します。

4.『タグ』を選択します。

5.タグ付けを許可するアカウントを、『全員』『フォローしている人』『誰にも許可しない』の3つの選択肢から選べます。

タグ付け可否を「手動で承認」することも可能
通常の設定では、相手が自分をタグ付けした投稿を公開後に自分へ通知が届きます。
ただし、設定によっては投稿の公開前に、タグ付けされた側が手動で承認することも可能です。
上記で説明した手順1〜4を行い、タグ設定画面を開きます。
画面下部にある『タグ付けを主導で承認』という項目を『オン』にすると、相手がタグ付けをして投稿を掲載する前に、手動で承認作業が行えます。

相手によってタグ付けされる予定の投稿が表示される画面は、以下の手順で開くことができます。
1.自身がタグ付けされた投稿の一覧から『タグ付けされたコンテンツ』を1つ選択します。
2.右上に表示されている『編集』をタップすると『承認待ちのタグ』という項目が登場します。

なお、承認待ちのタグは相手から承認許可が来た際に表示され、通常のタグ付けと同じように通知が届きます。
自分の判断によっては否認することも可能で、相手に通知は届きません。
インスタグラムでタグ付けされた投稿を拒否する方法
インスタグラムのタグ付けを未然に制限する設定を行なっておらず、意図しないタグ付けをされた場合、拒否する方法は次のとおりです。
- 相手の投稿からタグを削除する
- 自分のプロフィールで非表示にする
- タグ付けされた投稿をまとめて削除または非表示にする
- タグ付けしてほしくないアカウントをブロックする
以下、それぞれ詳しく解説します。
タグを完全に削除する場合
タグ付けをされた後に「削除したい」と思った際には、自分で相手の投稿からタグを削除することが可能です。
1.自身のプロフィール画面や通知から、タグ付けされた投稿を開きます。
2.投稿の右上に表示されている『…』という三点リーダーをタップし、『タブのオプション』を選択します。

3.『投稿から自分を削除』を選択すればタグの削除が行えます。

知らない相手から勝手にタグ付けされた時には、この方法でタグの削除を行うと良いでしょう。
また、相手には削除の通知は行われません。
自分のプロフィールで非表示にする場合
相手の投稿に付けられているタグ自体を削除するのではなく、自分のプロフィール画面上でタグ付けされた投稿を非表示にする方法もあります。
1.右上の三点リーダーをタップし、『タグのオプション』を選択します。

2.『プロフィールに表示しない』を選択すれば非表示完了です。

この操作で、自身のプロフィールの『タグ付けされたコンテンツ』一覧に表示されなくなります。
まとめて削除または非表示にする場合
上で紹介しているように、1つずつタグ付けされた投稿を非表示・削除していくこともできますが、投稿数が多いほど手間が掛かるでしょう。
その場合、タグ付けされた投稿からタグを削除、またはプロフィール上で非表示にしたい投稿を一択選択・設定できる方法があります。
1.タグ付けされた写真を1枚選択し、三点リーダーの上に表示されている『編集』をタップします。

2.画面が切り替わり、タグ付けされた投稿を一覧で見ることができます。
青文字で書かれている『編集』をタップすると、全ての投稿の右上にチェックボックスが現れ、一括で選択ができます。

3.いくつか選択すると画面下部に『非表示にする』『削除』の2択が表示されます。
任意のボタンをタップすると一括で非表示または削除が行えます。

ストーリーズ投稿の場合は非表示/削除できない
ストーリーズは、一度投稿されてしまうとタグ付け(メンション)の削除は行えません。
ストーリーズは24時間経つと自動的に消える性能を持っているため、時間が経過するまで待つか、投稿主に削除依頼のメッセージを送る以外の方法はありません。
ただし、事前にメンションを許可する相手を設定することは可能です。
1.プロフィール画面右上のハンバーガーメニューから『設定』>『プライバシー』>『メンション』の順にタップします。
2.メンションを許可する人を『全員』『フォローしている人』『誰にも許可しない』から選択します。

何度も同じ人にタグ付けされる場合やスパムの場合はブロック推奨
特定の相手からメンションやタグ付けを頻繁に行われる場合、スパムや嫌がらせである可能性があります。
その場合、該当アカウントをブロックすることをオススメします。
1.相手のプロフィール画面右上にある三点リーダーをタップします。
2.赤文字の『ブロック』をタップすれば、メンションやタグ付けを防ぐことができます。


ブロック後に相手がタグ付けをしようとした際、編集画面上ではタグ付けが可能です。
しかし、実際に投稿するとタグ付けの反映はされないため、安心してください。
- フォローしていた場合、フォローが解除される(双方)
- 自分のプロフィールや投稿が相手に見えなくなる
- 相手のプロフィール画面がほとんど非表示になる
- 自分の投稿についていた相手のいいねがきえる
- DMのやりとりができなくなる
- 相手のストーリーズや投稿が見れなくなる
インスタグラムで削除または非表示した投稿を元に戻す方法
一度タグ付けを削除した投稿は、自分で戻すことはできません。
もう一度投稿者にタグ付けをお願いする以外に方法はないので、削除する前に慎重に判断しましょう。
削除ではなく、自身のプロフィールから非表示にしたタグ付けは、後から自分で元に戻すことが可能です。
1.非表示にした投稿を開き、右上の三点リーダー(…)をタップします。
2.『タグのオプション』をタップします。

3.『プロフィールに表示』をタップすると、非表示になっていた投稿がプロフィールに再表示されます。

まとめ

インスタグラムのタグ付けは、ユーザーの流入や情報の発信方法のひとつとして便利な機能です。
しかし、ブランディングや意図に沿わない投稿にタグ付けされてしまうと、逆効果になってしまうことも。
また、フォロワーを増やす目的やスパム行為として勝手にタグ付け・メンションをしてくるアカウントも多く存在します。
予めタグ付けやメンションを許可するアカウントを選んでおく、タグ付けを手動で承認するように設定するなどして、対策を取っておくとより安全にインスタグラムを活用できますよ。
※知らない人や相互フォローではない人からもタグ付けが勝手に行われる可能性があります。