インスタのショッピング機能(Shop Now)のジャンル別事例15選【他企業に学ぶ】

インスタグラムのShop Nowとは、投稿画像からECサイトに直接リンクさせることができる『ショッピング機能』です。

この機能を活用することで、ユーザーの商品を探す手間を省き、他のサイトへ離脱することなく購入画面までスムーズに進めることができます。
そのため、EC事業者が活用することで売上を伸ばすことができると考えられています。

今回は、日本国内でこの機能を導入したブランド各社についてジャンル別で活用事例を紹介します。

【企業必見】インスタグラムのショッピング機能(ShopNow)の手順や要件まとめ

ファッション系のショッピング機能事例5つ

この機能の導入を最も心待ちにしていたECサイト事業者として、特にファッションブランドが挙げられます。

近年、SNSに影響されて商品を購入する人が激増している中、写真や動画で視覚的に訴求をすることができるインスタは、ファッションブランドとの相性が良いです。
ユーザーが自分の着用イメージを抱きやすくなるため、購買意欲を高めることができます。

DHOLIC|@dholic_official(ライフスタイル通販サイト)

流行のファッションを安価で届けてくれる韓国発のファッションブランドのアカウントです。

価格帯が安いため、中高生から20代の女性に絶大な人気を誇り、またシンプルで大人なスタイルも展開してるため30〜40代でも楽しめるブランドです。
平日は毎日新作アイテムを更新しており、投稿から24時間以内の商品は全て10%OFFのタイムセールを実施しています。

この施策においてインスタ上でセール情報を発信し、ユーザーをECサイトへと誘導しています。

インスタとECサイトを連動させ、毎日ユーザーがチェックしたくなるような工夫がされているのが特徴です。

BAYCREW’S GROUP|@baycrews(アパレルブランドグループ)

JOURNAL STANDARD、Spick and Span、IENA、EDIFICE、NOBLEなどブランドを展開しているBAYCREW’S GROUPの公式アカウントです。
高級感のある商品をリーズナブルな価格で販売しており、多数の有名ブランドを持っています。

インスタグラムでは、洗練されたお手本のような見やすさで、商品が引き立つ写真が投稿されています。

Shop Now機能により、連携している自社ECサイト『ベイクルーズストア』へこれまで以上に幅広いユーザーを誘導することができています。

GU(ジーユー)|@gu_global(アパレルブランド)

10代〜30代向けのファストファッションを販売するGUは、身長や体型を気にする人も自分の好きなものを着ることができよう幅広いサイズの商品を展開しています。

インスタアカウントでは単に商品を紹介するのではなく、毎日何を着るか悩む人に、商品を日常のコーディネートでどのように活用するのかが提案されています。

また、GUのアカウントでは3投稿を同時にアップロードしています。
これにより、プロフィール画面の横一列を同系統のテイストにすることができ、統一感のある魅せ方に成功しています。

Eddie Bauer Japan (エディー・バウアー)|@eddiebauerjapan(アウトドアライフスタイルブランド)

100年の歴史を持つアウトドアライフスタイルブランドです。
アメリカで初のダウンウエアを作り、特許を取得しました。
アクティブに身体を動かすためのウェアやシューズなど、高品質で快適な製品を作り続けています。

インスタのアカウントも、そのように歴史を感じさせる趣のある写真でまとめられています。

Shop Nowでは、シンプルに商品だけの写真を掲載しており、商品のそのままデザイン性の良さを感じられる見せ方になっています。

studio.CBR|@studio.cbr(ビンテージシューズショップ)

閑静な住宅地の道沿いに佇む、高級革靴の買取・販売を行っている隠れ家的なお店です。
ビンテージ商品が好きな方にはおすすめの良店で、2020年9月より代官山へ移転となりました。
イギリス靴に強く、他にもイタリア靴やスペイン靴、アメリカ靴、日本靴など幅広く取り扱いを行っています。

インスタアカウントでは、デザイン性に優れたきれいなビンテージシューズの写真が投稿されています。

Shop Nowは、これ以上にないほどシンプルで、レイアウトに一貫性があるため、ページ全体で統一感を感じられるデザインになっています。

コスメ・ヘアケア系のショッピング機能事例3つ

コスメ・ヘアケアに関連するブランド・サービスのインスタグラムアカウントでも、Shop Nowの導入が多くされています。

イメージモデルにメイクを施した写真を投稿し、商品の写真を交えながら、ブランドの世界観を伝えるような運用をしているアカウントが多いです。

@cosme|@at_cosme(コスメ総合口コミサイト)

@cosmeは、コスメの口コミランキングや美容ブログの掲載など、役に立つ情報を提供する化粧品・コスメ情報専門ポータルサイトです。
『デパコス』『ドラコス』と呼ばれる高級ライン・カジュアルラインのコスメを横断して比較し、購入することもできます。

もともとはシンプルな口コミサイトだった@cosmeですが、その後@cosmeストア(公式通販)を展開しています。
このECサイトをインスタのShop Now機能と結びつけ、自社サイトへユーザーを誘導し成功しています。

マジョリカマジョルカ|@majolicamajorca.official(コスメブランド)

くすんだゴールドを基調にしたアンティーク風のパッケージや色鮮やかなシャドーやネイルを展開している資生堂のコスメブランド。
おとぎ話のようなロマンティックなストーリーを大切にし、コスメアイテムをひとつ手に取るたびに、魔法にかかったようにかわいい自分へ導いてくれる、そんなパッケージデザインになっています。

インスタアカウントでは、具体的なメイクの仕方が紹介され、ビフォー・アフターが分かりやすく表現されています。
ユーザーが実際に使用するイメージが湧きやすく、商品に共感しやすいような構成になっています。

Shop Nowでは、商品をタップすると、色違いの同じアイテムや、そのコスメに合った別のアイテムもチェックすることができます。
特に10代後半から20代に人気のブランドなので、インスタとの相性は抜群だと言えそうです。

BOTANIST|@botanist_official(ヘアケアブランド)

ボタニストは、サステナブルライフスタイルを目指して、自然派のシャンプーや基礎化粧品を販売するメーカーです。
LOFTや東急ハンズ、楽天市場で売上を伸ばし、インターネットを活用したマーケティングで成功した事例として注目を集めています。

フォトジェニックで少し高級感のあるデザインは、20代から30代の女性の間で高い人気を誇っています。
インスタで、おしゃれ女子がこのボトルの写真を投稿しているのを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
モノトーンのパッケージと天然香料の素敵な香りで、女子の間で定番のヘアケアアイテムになりました。

インスタの投稿も、ボタニカル商品を販売しているブランドの雰囲気が伝わってくるような自然派なデザインになっています。

雑貨・ハンドメイド系のショッピング機能事例4つ

雑貨やハンドメイド業界のアカウントでも多くの企業がショップ機能を導入しています。

特に、店舗を持たないマーケットプレイスでは、アカウントで作品を投稿すると、気になったユーザーから、どのように購入すればいいのかという問い合わせが多く寄せられるそうです。
ショッピング機能はクリエイターとユーザー双方の利便性を高めることが期待されています。

制作する企業やクリエイターにとって、インスタはブランディングや集客などの重要な役割を担っています。

Zoff|@zoff_eyewear(眼鏡・サングラスメーカー)

特殊軽量プラスチックを使用し、驚きの軽さで壊れにくい丈夫さが特徴の眼鏡専門店です。
デザインのバリエーションも豊富で、ブルーライトカット用の商品も販売しています。

インスタアカウントでは、モデルの着用写真からそのまま商品の購入画面に移ることができます。

また、インスタの最新のトレンドやビジネス活用方法を紹介するイベント『Instagram Day Osaka 2019』では、AR技術による試着機能が実装されることが発表されました。
Zoffのインスタアカウントでこの機能が利用できるようになれば、さらにユーザーの関心を引き出すことができ、購買につながるでしょう。

VILLAGE VANGUARD(ヴィレッジヴァンガード)|@village_vanguard(書店・雑貨)

『遊べる本屋』をキーワードに、書籍やCD・DVDなどを販売している書店です。
書店といっても、クリエイターやおもしろ雑貨など、商品のラインナップは雑貨屋さんとほとんど変わりません。

そんな通称『ヴィレヴァン』のインスタアカウントは、Shop Nowを自社ECサイトに結びつけて、うまく連携した運用がなされています。

また、その時々で話題となっている商品をストーリーズに載せ、それらをカテゴリー別にハイライトでまとめています。
ストーリーズには商品の購入画面のリンクが貼られているので、ユーザーを商品購入までシームレスに誘導する工夫がされています。

minne|@minne_official(ハンドメイドマーケットプレイス)

minneは、CtoCのハンドメイドマーケットプレイスです。
アクセサリー、バッグ、雑貨などの手作り作品の通販・販売サイトの運営を行っています。
全国のハンドメイド作家をはじめとするものづくりに携わるクリエイターの活躍を積極的に伝えていくことで、クリエイターのリテンションの向上にも注力しています。

インスタアカウントではカタログとの連携を行い運営がなされていましたが、2020年6月よりインスタグラム利用要件が改定されたため、一時新規でのカタログ連携ができない状態になっていました。
現在は連携が取れ、新しい商品も閲覧可能となっています。

ショッピング機能をこれから導入する方は、インスタグラム利用要件をよく確認するようにしましょう。

creema|@creemajp(ハンドメイドマーケットプレイス)

creemaは、minneと同じく手作りの商品を誰でも簡単に販売することができる、CtoCのハンドメイドマーケットプレイスです。
minneより本格的にクリエイターとして活動されている方が多いのが特徴で、creemaの方が価格帯が高い印象があります。

creemaでは、個人のインスタショップ機能の活用サポートも開始されています。

インテリア・家具系のショッピング機能事例1つ

インテリア家具ブランドのインスタアカウントにおいて大切なことは、ユーザーが日常の暮らしでその商品を使用するイメージが湧きやすい投稿を心がけることです。

また、アカウントをオンラインカタログとしても活用できるため、ECサイトと連携したショッピング機能を導入し、ユーザービリティを意識した設計にしましょう。

北欧、暮らしの道具店|@hokuoh_kurashi(インテリアショップ)

北欧をはじめとする様々な国で作られたインテリア雑貨や、オリジナル商品ブランドのアイテムを取り揃えるインテリアショップです。
家具のみならず、食器やキッチン用品など幅広く商品を取り揃えています。

インスタアカウントでは、北欧テイストのオシャレな雑貨を中心に、毎日新商品や再入荷情報が配信されています。

特徴は、ECサイトにインスタで投稿した商品の特集ページが設けられている点。
ShopNow機能と合わせて活用することで、ユーザーがインスタで興味を持った商品を迷わず購入できるようになっています。

食品系のショッピング機能事例1つ

これまでファッションや雑貨、コスメなどイメージの湧きやすい業界のショッピング機能活用事例をご紹介してきました。

フード分野においても、「美味しいグルメが簡単に購入できる」とShop Now機能の活用が広がっています。

伊藤久右衛門|@itohkyuemon(宇治抹茶スイーツ)

京都宇治に本店を構える、抹茶スイーツや宇治茶を商うお茶屋さんです。
京都に5店舗ほど店を展開しており、公式オンラインショップでは全国への配送も行っています。

インスタの投稿写真をタップするだけで直接スイーツを購入できることから、和菓子スイーツのお取り寄せで話題となっています。

その他のショッピング機能事例1つ

ECサイトを運営していれば、どんな企業でも導入できるShop Now。

今やインスタは、ファン作りの場だけではなく、ユーザーに対してアクションを促していくマーケティング戦略の場となっています。
あらゆる業種の企業がインスタを活用していくことをおすすめします。

その例として、意外と思われるアカウントでのShow Now活用事例を紹介します。

ショップジャパン|@shopjapan_official(テレビショッピング)

ショップジャパンは、キッチン用品・寝具・掃除用品など世界中のユニークな商品を販売しています。

インスタアカウントでは、主に調理器具やグルメの投稿がされており、タップで商品情報をチェック・ECサイトに遷移できるようになっています。

テレビショッピングという業態でありながら、現代のスタイルに合わせてユーザーの購入方法の入り口を広げ、複数のチャネルで商品を購入できるような仕組みを考え工夫していることが伺えます。

ちなみに、ショップジャパンだけではなく、同じテレビショッピングの『QVCジャパン』もインスタのショッピング機能を活用しています。

まとめ

今回、インスタのショッピング機能ShopNowを活用した事例について紹介してきました。

ショッピング機能を利用するにあたり、紹介した各社の傾向として以下3つのポイントを踏まえて運用することをおすすめします。

  • 投稿写真のテイストを揃え、アカウントの世界観を統一する。
  • 実際の使用している写真や動画を投稿し、ユーザーが日常で商品を使っているイメージをしやすくする。
  • Shop Nowの一覧写真の表示は同じ画角であると美しく見える。

各社の戦略をECサイトを運営している企業であれば、ユーザーの動向や、最新の企業活用事例を知って、是非ショッピング機能の導入を検討してみてください。

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