【企業必見】インスタグラムのショッピング機能(ShopNow)の手順や要件まとめ

インスタグラムに2018年6月に導入された『ショッピング機能(ShopNow)』は、投稿画面から直接ECサイトに遷移して商品の購入ができる便利な機能です。
しかしながら、ローンチから2年ほど経過している現在でも、積極的に使いこなせている企業はまだまだ少ない印象にあります。

本記事では、インスタグラムのショッピング機能を活用する際の手順やポイントを解説していきます。

インスタのショッピング機能(Shop Now)とは?

2018年6月に日本のインスタグラムに導入された『ショッピング機能(ShopNow)』は、フィード投稿やストーリーズにタグ付けした商品の購入ができるシステムのことです。

インスタのショッピング機能(Shop Now)とは?-1
【引用】Instagram Business

投稿画像に映っている商品をこの機能を用いてタグ付けすることで、ECサイトの商品ページにユーザーを誘導し、ネットショッピングの注文までをスムーズ行える機能です。

インスタのショッピング機能(Shop Now)とは?-2
【引用】Instagram Business

インスタのショッピング機能の利用要件

インスタグラムでショッピング機能を利用する場合は、いくつかの条件をクリアする必要があります。

  • ビジネスの所在地が以下に当てはまること
ショッピング機能が利用できる国(所在地)

カナダ、米国、プエルトリコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、オランダ、スイス、アイルランド、南アフリカ、ベルギー、オーストリア、ポルトガル、ポーランド、ギリシャ、キプロス、デンマーク、チェコ共和国、ルーマニア、ノルウェー、ハンガリー、ブルガリア、クロアチア、フィンランド、ラトビア、リトアニア、スロベニア、ルクセンブルグ、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、マルタ、エクアドル、パナマ、ベリーズ、ドミニカ共和国、オーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国

  • Facebook及びInstagramのポリシーに準拠していること
  • 該当するビジネスとドメインに紐づいていること
  • 所在地がコマースを利用できる国であること
  • 信頼性を示すこと
  • 正確な情報を提供し、ベストプラクティスに従うこと

Facebookアカウントとページ、またはインスタグラムプロアカウントがこれら6つの条件を満たしていることが、ショッピング機能の利用要件です。

インスタのビジネスアカウント(プロアカウント)への切り替え方法や機能まとめ

インスタのショッピング機能の導入方法・使い方

インスタグラムには、ホームタブや発見タブ(虫眼鏡アイコン)と並んで、『ショップ』タブが表示されています(2020年12月現在)。
※アップデート状況によっては、発見タブ画面上部の『ショップ』ブロックが上記に該当します。

ユーザーは、このタブで商品やブランドを閲覧でき、ブラウザでわざわざ検索しなくても、インスタグラムから直接ECサイトに遷移してお買い物ができます
アルゴリズムに基づいて、各ユーザーの趣味嗜好に合わせた商品やブランドが表示される仕組みになっています。

インスタのショッピング機能の導入方法・使い方
ショップタブ

企業がショッピング機能を導入して、上記タブにページ(カタログ)を設けたり、フィードやストーリーズの投稿に商品をタグ付けするには、Facebookとの連携や審査の必要があります。
一見難しそうな手順に見えますが、先述の条件をクリアしていれば簡単に導入可能です。

大まかな設定・導入方法は以下の5ステップです。

  1. Facebookページを作成し、インスタグラムのプロアカウントと紐付ける ★この項で解説
  2. 『ショッピング機能』の利用資格があるか確認する ★先述
  3. Facebookページに商品を登録して『カタログ』を作成する ★この項で解説
  4. 審査〜インスタグラムで製品のタグ付けをスタートする ★この項で解説
  5. ショッピング機能を利用して投稿するときに該当商品の製品情報をタグ付けする ★この項で解説

Facebookページの作成

スマートフォンからFacebookページを作成する場合は、以下の手順で作成します。

1.アプリを立ち上げて、右下にある『ページ』をタップします。

Facebookホーム画面
Facebookホーム画面

2.『ページ』の中にある『作成』をタップし、画面が切り替わったら『スタート』を押して作成を進めます。

Facebookページ管理画面
Facebookの「作成」タップ前画面

3.作成するページのカテゴリの追加を行います。
最大3項目まで追加できるので、検索を駆使しながらカテゴリを選択していきます。

Facebookカテゴリ選択画面
Facebookカテゴリ選択画面

4.Facebookページの名前設定と、ウェブサイトの追加を行います。
名前は日本語と英語どちらでも問題ありません。
ウェブサイトは持っていない場合、画面下部のチェックボックスにチェックを入れておきましょう。

Facebookウェブサイト入力画面
Facebookウェブサイト入力画面

5.プロフィール写真やカバー写真の設定、連絡先の追加などを任意で行い、Facebookページの作成は完了です。

ページ情報入力画面
ページ情報入力画面

インスタのビジネスアカウント設定

ショッピング機能を利用するには、ビジネスアカウント(プロアカウント)への移行が必須です。

インスタグラムで、プライベートアカウントからビジネスアカウント(プロアカウント)へ設定変更すると、プロフィールページに電話やメールの連絡先ボタンを設置したり、店舗などの住所を掲載したりできます。
個人・企業どちらでも設定でき、無料で変更可能です。

プロフィールページのメニュー>『設定』>『オプション』>『ビジネスプロフィールに切り替える』をタップすれば切り替えることができます。
このとき、任意でFacebookページと連動させることができるのですが、ショッピング機能導入の際に必要な項目なので、先に連携しておくことをおすすめします。

詳しくは下記記事をご覧ください。

インスタのビジネスアカウント(プロアカウント)への切り替え方法や機能まとめ

インスタアカウントとFacebookページの紐付け

インスタグラムとFacebookページの紐付けは、インスタグラムから行います。
ビジネスアカウント(プロアカウント)設定の際に連動させていなかった場合は、下記手順で行いましょう。

1.自身のプロフィール画面から『プロフィールを編集』を選び、タップします。

Instagramのプロフィール編集画面
Instagramのプロフィール編集画面

2.ビジネスの公開情報欄の『ページ』を選択し、表示されたFacebookページの中から選択するか、該当ページがない場合は『新しいFacebookページ作成』をタップして完了です。

Instagramのリンク画面
Instagramのリンク画面

Facebookページへの商品登録

ショッピング機能を利用する場合は『Facebookページ』、もしくは『Facebookビジネスマネージャ』上で商品登録を行い、カタログを作成する必要があります。
どちらの方法でも可能ですが、『Facebookページ』から1点ずつ商品をアップしていく方法が簡単でおすすめです。

1.該当の『Facebookページ』を開き、メニューバーから『設定』を選択します。

Facebookページへの商品登録-1
Facebook設定の画面

2.メニューの中から『テンプレートとタブ』を選択し、右側の項目を1番下までスライドして『タブを追加』をクリックします。

Facebookページへの商品登録-2
タブの選択画面

3.タブの追加画面に切り替わったら、ショップの『タブを追加』をクリックします。
表示される『販売者利用規約及びポリシー』を読み『同意する』にチェックを入れます。

Facebookページへの商品登録-3
利用規約の画面

4.商品の購入方法を選択する画面が表示されたら、『別のウェブサイトでチェックアウト』を選択します。

Facebookページへの商品登録-4
ショップ設定画面

5.国内での取引が主であれば通貨に日本円を設定し、『保存』をクリックすれば、Facebook上にショップが誕生します。

Facebookページへの商品登録-5
ショップ誕生の画面

6.このまま商品を登録する場合は、『商品を追加』のボタンをクリックし、商品登録フォームに写真や動画をアップロードします。
商品名・価格・商品の概要説明文、ECサイトの購入ページ、コンディション(新品・中古)を追加して、保存すれば登録は完了です。

Facebookページへの商品登録-6
アイテムの詳細設定画面

投稿へのショッピングタグの追加

Facebook上にショップとカタログを作成し、Facebookページとインスタグラムアカウントを連携すれば、自動的にアカウントの審査に移ります。

1.審査が始まると、インスタグラムのプロフィール上に『Instagramで製品をタグ付け』という案内が表示されるため、指示に従って『スタート』をタップします。

2.追加したカタログにチェックをつけて、『完了』を選択します。

3.通常のフィード投稿画面に『製品をタグ付け』というメニューが登場します。
アカウントをタグ付けする要領で商品の画像に製品をタグ付けすれば、ショッピング機能が使えるようになります。

ショッピング機能の審査に落ちる原因と対処法

通常、ショッピング機能の審査には即時〜数日かかります。
以下3つの条件が揃っていると、自動的に審査が開始される仕組みです。

  • Facebookページに商品カタログがある
  • インスタグラムのビジネスアカウントとFacebookのビジネスページが連携されている
  • 商品がコマースポリシーに違反していない

何度チャレンジしても審査が通らない場合は、以下のポイントをチェックしてみてください。

インスタグラムやFacebookのアカウント設定

インスタグラムのプロアカウントには、ビジネスアカウントとクリエイターアカウントの2種類が存在します。
クリエイターアカウントになっている場合、ショッピング機能が利用できません。
クリエイターアカウントとビジネスアカウントは、同じ手順で設定できるため、間違えている可能性が高いです。
ビジネスアカウントを選択して設定を進めてください。

また、Facebookのアカウント設定でも『コミュニティまたは公人・著名人』もしくは『ビジネスまたはブランド』と出てきます。
後者の『ビジネスまたはブランド』を選択しましょう。

コマースポリシー違反の可能性がある商品の登録

商品のコマースポリシーに関するエラーが起こったため、審査に落ちてしまうパターンです。

イベントのチケットや動物の販売、医療関係のアイテムなど、コマースポリシーに反している商品を登録している場合は、審査に落ちてしまう原因となります。
また、実体のない情報やデータ、探し物などは販売できません。

あらかじめコマースポリシーを確認し、コマースポリシーに反さない商品を販売・登録しましょう。

インスタグラムとFacebookの連携エラー

インスタグラムとFacebookページの連携がきちんとされているかどうかも確認しましょう。
インスタグラム上でFacebookページを連携した場合、デフォルト設定では個人用ページのFacebookプロフィールが設定されるようになっています。

『ビジネスページ』を連携しておかないと、そのほかの手順に問題がなくても審査で落とされる原因になってしまうため、注意してくださいね。

まとめ

ショッピング機能まとめ

ショッピング機能は、ECサイトに掲載している商品を投稿に紐付けし、インスタグラム上で購入できるようにする機能です。
Facebookページと連動する必要があり審査もあるため、少しややこしく感じるかもしれませんが、導入できればサイトへの誘導率が確実にアップします。

ECサイトで商品を販売している企業は、導入を検討してみてください。
設定が難しい場合、インスタグラムの運用代行会社などに相談されることをおすすめします。

スマートフォンの写真

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