インスタグラムの投稿に統一感を出すには、画像加工が欠かせません。
しかし、いざ画像加工をしてみても「思っていたような雰囲気に加工できない…」と困った経験はありませんか?
インスタグラムの投稿画像は、加工アプリを使用することで簡単におしゃれな画像を仕上げることができますよ。
今回は、インスタグラムの投稿で良く目にする人気の加工の方法や、画像加工に役立つアプリを紹介します。
なお、加工アプリを使わず、インスタグラムのアプリ内だけで加工を行う方法を知りたい方は、以下の記事をチェックしてください。
目次
インスタグラムの投稿画像の加工テクニック
インスタグラムで大切なことは、投稿に統一感を出すことです。
投稿画像に統一感があると、ほかのユーザーに「このアカウントは有益な情報を発信してくれそう!」「自分のイメージとズレがなさそう」という印象を与えることができ、フォロワー獲得に繋がります。
どんな画像加工を行うかで雰囲気ががらっと変わるため、アカウントとして与えたい印象(クール、ナチュラル、可愛い系など)に合わせた加工をしていきましょう。
無加工風やヴィンテージ風などの統一感・フィルター加工
それでは実際に、投稿に統一感を出すためのテクニックや、インスタグラムで流行りの加工方法を解説します。
まずは、無加工風やヴィンテージ風の加工など、人気・定番の加工方法から紹介していきます!
無加工風
インスタグラムでは韓国女子が投稿するような、色味や明るさを少しだけ調整するナチュラルな加工(無加工風)が流行っています。
実際に『#無加工』や『#無加工グラム』というハッシュタグをタグ付けした投稿が多くあります。

ただ全く加工をしないとなると、投稿に統一感が無くなってしまうため、『明るさ』・『コントラスト』・『ハイライト』・『影』を微調整することをおすすめします。
このとき、調整した数値を記録しておくとよいでしょう。
企業アカウントの場合、無加工風だと商品の実物に近い質感・色味を伝えられるといったメリットもあります。
ヴィンテージ風加工
近年若い女性を中心に『写ルンです』や『チェキ』が流行したように、すこし昔っぽい雰囲気のレトロな加工もインスタグラムで人気の加工方法です。
フェードをかけることで写真のコントラストを弱め、フィルムカメラで撮影したような画質が荒く、色合いが柔らかな写真に仕上げることができます。
アプリによっては、ヴィンテージ風の写真加工になるフィルターが装備されています。
カラーの調整
写真にすこしだけ色味を加える方法も、簡単に統一感が出せるおすすめの方法です。
可愛い雰囲気にしたい場合はピンク色、クールな雰囲気は青色など、色味を加えたりフィルターをかけたりすると手の込んだような写真が完成します。
また企業アカウントの場合、ブランドのテーマカラーがあれば、そのカラーに調節することでブランドカラーをユーザーに印象付けることもできます。
余白や黒枠などの外枠・フレームを付ける加工
インスタグラムで根強い人気を誇るのが、外枠やフレームを付ける加工方法です。
簡単に統一感のある投稿にでき、また余分な情報をカットして目立たせたいものに視線を誘導しやすくなります。
白い枠を付けると余白のあるすっきりした印象になります。
画像自体は、『明るさ』・『彩度』の調節を抑えめにしたナチュラルな加工にすると相性が良いでしょう。
黒い枠を付けるとかっこいい印象・しまった印象になります。
黒枠は『彩度』をやや高めに設定した写真や、ヴィンテージ風加工と相性が良いです。
タレントのベッキーさんのインスタグラムも、黒枠を付けて統一感を出しています。

ベッキーさんのアカウントの場合は、さらに縦・横の黒枠を交互に付けることで、投稿一覧を見た時に動きのあるページに仕上がっています。
背景をぼかすなどの修正・モザイク・合成などの特殊加工
修正・モザイク・合成などの特殊加工も、使い方次第でおしゃれな画像へと仕上げてくれる加工方法です。
ぼかし
背景をぼかす加工を施して、人やものを目立たせるテクニックもあります。
画像にぼかしをいれることで、スマホで撮影した写真も、一眼レフで撮ったような本格的な写真に仕上がります。
加工アプリによって、写真に対して丸くぼかしを入れたり、写真の上下をぼかしたりできるものや、指でなぞった部分を自由にぼかすことができたりとぼかせる範囲や加工具合が異なります。
モザイク
画像に映り込んでしまった不要な部分を隠したり、顔を隠したりするために使うモザイク加工。
インスタグラムでは、モザイク部分もおしゃれに加工することが流行しています。
加工アプリには、様々な柄のモザイクが装備されていますが、特にインスタグラムで人気を集めるのが油絵風のモザイクです。
合成
写真を切り抜いてほかの画像に張り付けたり、複数の画像を一枚にまとめたりなど、写真を合成することでオリジナリティ溢れる投稿に仕上がります。

歌手・青山テルマさんも、複数の画像を切り抜いて一枚にまとめることで、おしゃれで個性的な投稿をしています。
文字入れ加工
ユーザーにとって有益な情報を画像内にテキストで入れることで、ほかのユーザーの眼に投稿がとまりやすくなります。
『いま買うべき○○6選!』や『今話題のコレ』など、画像の横に大きく文字を挿入している投稿はインスタグラムで人気を集めています。
記事っぽい投稿を作成するインスタメディアがトレンドですよね。
また、手書きで文字を入れる加工も流行しています。
「自分の手書き文字だとおしゃれに仕上がらない…」という方は、手書き風フォントが入っているアプリを使用してみて下さい。
画像にフィルター加工ができるアプリ3選
続いて、インスタグラムの画像加工・編集におすすめのアプリを紹介します。
フィルターを使用するだけで、ヴィンテージ風加工をはじめ、雰囲気のある画像に加工ができるアプリを集めました。
VSCO|1ステップで加工完了!フィルターが豊富なアプリ

VSCOには無料版・有料版があり、無料版でも10種類のフィルター(プリセット)が使用できるアプリです。
画像編集ツールも豊富で、自分で写真にあわせて細かく調整したり、お気に入りの編集を保存して『レシピ』として保存したりもできます。
無料版に含まれるフィルター『T1』を画像に適用してみると、下記画像のように1タップでヴィンテージ風加工ができました。


Foodie|食べものや風景、人物にも使える人気のカメラアプリ

「おいしそうな料理写真が撮れる!」と人気のカメラアプリ『Foodie』は、画像編集でも大活躍してくれるアプリです。
人物・フード・室内・風景と、撮影対象別におすすめのフィルターがジャンル分けされているため、画像加工が苦手な方でも使いやすくなっています。
風景の『IN(インスタント)』というフィルターを使うと、好みのヴィンテージ風加工を施すことができます。
Analog Palette | シンプルな操作性で直感的に画像編集ができるアプリ
Analog Palette(アナログパレット)はフィルターが12種類あるアプリです。
どのフィルターを使っても、おしゃれな雰囲気に仕上がります。
すべて英語表記ではありますが、フィルターは01~12と数字で表記され、エフェクトの濃さも画像下に表示されるバーを左右に動かすだけの簡単な操作性が魅力です。
画像に枠をつけたりデザインできるアプリ3選
統一感を簡単に出せるフレームは、毎回枠を付けるのがやや面倒というデメリットもありますよね。
フレームや加工を手軽に施せるアプリを紹介します。
正方形さん|インスタグラム用に写真を簡単レイアウト

正方形さんは縦長・横長の写真も、インスタグラム用に正方形にトリミングできるアプリです。
画面最下部にあるボタンをタップすると、縦・横に枠を自由に付けることができ、枠の色も選択できます。

正方形さんでは画像のトリミングだけではなく、画像の編集も可能です。
正方形さん1つあればインスタグラムに投稿する画像が完成します。
Canva | ポスターやチラシ、フライヤーにも!デザイン特化の万能アプリ

ポスターやチラシ、フライヤー用のデザインテンプレートが豊富なCanvaでは、インスタグラム用のデザインテンプレートも非常に多いです。
好きなデザインを選び、画像を挿入したり、入れたい文字を入力したりするだけで、本格的な画像が完成します。
以下画像は、デザインテンプレートの一例です。

このように、作成したい制作物に合わせてキーワード検索ができ、好きな雰囲気のデザインテンプレートを簡単に見つけられます。
LINE camera | 自分だけのオリジナルスタンプが作れるアプリ

LINE camaraは、なんと5000種類以上のスタンプ、100種類以上のフレームが使用可能なアプリです。
さらに自分で描いたイラストや、写真の切り抜き画像でオリジナルスタンプを作れることができます。
個性的な画像加工やオリジナルのコンテンツを制作をしたい場合に利用してほしいアプリです。
合成・修正・ぼかし・モザイク加工ができるアプリ4選
写真の一部をぼかしたり、モザイク加工をしたりする際におすすめのアプリを4つ紹介します。
合成・修正・ぼかし・モザイクの加工アプリを活用すると、写真のクオリティが一気に上がりますよ。
ぼかし丸|50種類以上のぼかし&モザイクが自由自在

ぼかし・モザイクに特化したぼかし丸は、50種類以上の素材があるアプリです。
使い方もシンプルで、エフェクトをかけたい部分を指でなぞるだけで加工が完成します。
ぼかした部分を消す消しゴム機能もあり、細部までこだわった写真が作成できます。
SNOW|一眼レフで撮影したような本格的な写真を作成

「自撮りが盛れる!」と多くの人から愛されるSNOW。
フィルターやスタンプの種類が多いことでも人気のカメラアプリです。
SNOWの画像加工で注目したいのが、『一眼』という機能。
『一眼』をタップして表示されるバーを左右に調整するだけで、本格的な写真が完成します。
camera360|細かな修正もすべてできるマルチカメラアプリ

大人気カメラアプリのCamera360の画像編集では、円形・直線とぼかし方が選べ、さらにエフェクトの濃度も調整可能です。
モザイク機能は特に優れていて、人気の油絵風モザイクや花柄、タイル柄、リップマーク柄など種類豊富に取り揃えられています。
さらに注目したいのが『修正ペン』。
消したい部分をなぞると、不要なもの(映り込んでしまった人・電線など)を自動で判別し、自然な写真になるように消去してくれます。
PicsArt|人も、ものも、自由自在。画像合成加工に便利なアプリ

PicsArtは画像の切り抜きに便利なアプリです。
『切り抜き』機能の人型アイコンをタップすると、人全体や顔だけなど、切り抜きたい部分だけを1ステップで切り抜くことができます。
ものの背景を切り抜きたいときは、輪郭のアイコンをタップし、切り抜きたい部分の線で囲むと、それ以外の部分を削除してくれます。
画像に文字入れができるアプリ3選
最後に、画像に文字入れしたい時に便利なアプリを紹介します。
文字入れアプリを活用して、ユーザーの眼を引く素敵な画像を作ってみてください。
Phonto|英字・日本語フォントも豊富!画像に文字を入れる定番アプリ

Phontoには、200種類以上のフォントと30種類以上の日本語フォントが装備されています。
自分の好きなフォントもインストールできる、文字入れに特化したアプリです。
文字の大きさ・色・傾きなど、細かな調整もできるため、画像に挿入する文字にこだわりたい人におすすめです。
画像加工&コラージュメーカー| カラフルに画像を彩れる文字入れアプリ
文字のカラーが豊富で、定番の単色はもちろんのこと、グラデーションカラー・タイルパターン・チェック柄などが装備されています。
文字の縁をぼかしたり、影をつけたりとテキストに様々な加工ができる非常に使いやすいアプリです。
Let’ Draw | お絵かき感覚で文字を書き込める!
シンプルな操作性が魅力のLet’s Draw。
45色のカラー、5通りの太さからペンを選ぶことができ、お絵かきをしている感覚で画像に手描き文字を入力できます。
もちろんテキスト入力も可能で、テキスト入力だけだともの足りない時に矢印や丸で囲んで説明できる便利なアプリです。
まとめ
今回はインスタグラムで投稿に統一感を出すために欠かせない、画像加工の方法とおすすめ加工アプリを紹介しました。
画像加工アプリを使えば、手の込んだように見える画像が簡単に作成できます。
一部有料の機能を備えているアプリもありますが、無料版でも十分活躍してくれるので、ひとまず無料版を試してみて、必要ならアップグレードすることをおすすめします。
あるいは「プロにお任せしたい」という方は、インスタグラム代行会社に相談してみては?
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