インスタグラムの投稿に位置情報をつけておくと、インスタグラム内でその場所が検索されたとき、地図とともに表示されます。
また、投稿からその写真・動画が撮影された場所を確認することができる便利な機能です。
企業や店舗のアカウントは位置情報をつけることで、アプリ内での検索数や店舗への訪問数の増加が見込めるでしょう。
本記事では、位置情報機能の内容や使い方、エラーの対処法などを解説します。
目次
インスタの位置情報とは
インスタグラムの位置情報とは、投稿に使われている写真や動画がどこで撮影されたものか、投稿内容に関連した場所を示すことができるインスタグラムの機能です。
位置情報を設定した場合、例えばフィード投稿では、アカウント名の下に表示されます。

また、ストーリーズでも情報を追加することが可能です(後述)。
2021年3月時点では、リールやIGTVに位置情報を付けることはできません。
リールやIGTVに位置情報を付与したい場合には、投稿をストーリーズでシェアして位置情報スタンプを追加する、キャプション内にテキスト情報を入力するなど、別の方法で場所を伝えましょう。
検索画面の『場所』に表示される(スポット検索)
インスタグラムの発見タブでお店の名前などを入力すると、地図上に店舗が登録されている場合は『場所(Places)』タブに候補が表示されます。

ここから該当する場所をタップすると、その位置情報が設定された投稿とともに、最上部に地図が表示される仕様です。

位置情報をハッシュタグと同じように追加すると、露出が増えることがメリットのひとつです。
おしゃれ・ポエムっぽい位置情報もトレンド!?
インスタグラムの位置情報には、実際にある場所の名前だけではなく、俗称やどこかわからない名前、ポエムのような名称の位置情報も存在します。
例えばよく使用されている位置情報のひとつは、東京ディズニーリゾートの投稿につけられる『夢が叶う場所』『夢と魔法の国』といった位置情報です。

そのほかにも、『青春は最後のおとぎ話』や『どこでもドア』など、場所を表す言葉ではないものも多くあります。
可愛い系・おもしろ系・オシャレ系など、系統に合わせた位置情報をご紹介している以下の関連記事もぜひ参考にしてみてください。
プロアカウントは『ビジネスの場所』を追加できる
インスタグラムのアカウントをビジネス用のプロアカウントに設定している場合、アカウントのプロフィール画面に会社や店舗の住所を表示させることができます。

住所の入力は必須ではありませんが、住所を表示させておくと、プロフィール画面から地図アプリに飛ぶことができ、ユーザーの導線作りにつながります。
インスタの投稿に位置情報を追加する方法
インスタグラムのフィード投稿に位置情報を追加する方法をご紹介します。
1. フィード投稿の手順で写真・動画を選択し、キャプションなどを入力する画面まで進むと表示される『位置情報を追加』という項目をタップします。

2. 店舗の場所や都市などのキーワードを検索窓に入力し、サジェストから該当する場所を選択します。

3. 位置情報が追加されたことを確認して投稿すると、フィード投稿に位置情報が表示されます。

ストーリーズへ位置情報を追加するには?
先述した通り、ストーリーズでも位置情報機能を利用することが可能です。
ストーリーズで位置情報機能を使うためには、『場所スタンプ』を使用します。
1. 投稿したい画像や動画などを選択・撮影したら編集画面に進み、右上の顔のアイコンをタップします。

2. 位置情報スタンプを選択します。

3. フィード投稿と同様に、追加したい位置情報を検索して選択します。

4. 見やすい位置に配置して投稿すれば完了です。

閲覧者はストーリーズに貼り付けされた位置情報スタンプをタップすると、詳しい位置情報を確認できるようになっています。

『位置情報を見る』をタップしてページが遷移すると、発見タブで検索したときと同じようにその場所周辺の地図と、その位置情報が設定されたフィード投稿一覧を見ることができます。

投稿後に位置情報を追加・削除・変更する方法
「位置情報をつけ忘れたため追加したい」「設定してあったけど消したい」「店舗の住所が変わったため変更したい」といったこともあるでしょう。
ストーリーズやハイライトでは位置情報スタンプを編集することができませんが、フィード投稿の位置情報はあとから編集することが可能です。
1. 位置情報を変更したい投稿の右上にある『…』をタップします。

2. メニュー画面が表示されるため、『編集』を選びます。

3. 位置情報が追加されている場合は位置情報が書かれているところをタップします。
するとメニュー画面が表示されるため、削除したい場合は『位置情報を取り除く』、変更したい場合は『位置情報を変更する』を選択します。

位置情報が追加されていない場合は、IDの下に表示される『位置情報を追加』をタップします。

4. 変更・追加の場合は設定したい位置情報を検索して選択します。

5. 設定したい位置情報になったかどうかが確認できたら、右上の完了を押して終了です。

位置情報が候補に出ない・設定できない時の原因と対処法
位置情報を設定したいのにキーワードを入力してもサジェストに表示されない、設定できないというエラーがたまに起こります。
以下、よくある要因を3つあげて対処法を紹介します。
位置情報サービス機能がオフになっている
スマートフォン本体の位置情報サービスの機能をそもそもオフにしていると、インスタグラム内で位置情報の機能を使うことができません。

プライバシーやセキュリティの問題で位置情報サービスをオンにしておくことに不安がある方は、スマートフォンの設定から『アプリを使用中のみオン』という機能があるため、そちらに設定することをおすすめします。
地図上に位置情報が登録されていない
まだ店舗ができて間もなかったりすると、地図上に位置情報が追加されていない可能性が高いです。
インスタグラムの位置情報は、親会社であるFacebookの登録情報から拾われています。
そちらに情報が登録されていないと、インスタグラム上で利用することができません。
Facebook上で新しくスポットを追加するか、あるいは近い場所の位置情報を追加するなどで対処しましょう。
【関連】スポット情報が未登録の場合
誤った位置情報を入力している
かな・漢字・アルファベットなど、正しい場所やお店の名前を入力していないと検索結果に出てこない場合があります。
入力している文字列が正式なものであるか確かめるようにしましょう。
それでも出てこない場合は、本来英語表記のものがカタカナで登録されていることもあります。
いろいろな表記で検索を試してみてください。
まとめ
今回はインスタグラムの位置情報の機能についてご紹介しました。
最近では、お店の情報を知るためにインスタグラムの検索機能を利用する方が非常に多いです。
位置情報を追加しておくとお店の情報にたどりつきやすく、店舗に足を運ぶ人を増やすことができます。
ぜひ位置情報機能を駆使して、マーケティングに役立ててみてください。
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