インスタグラムのリール(Reels)事例19選!企業の短尺動画運用をジャンル別に紹介

インスタグラムのリールは、15秒から30秒の短期尺を投稿できる機能です。
日本では2020年8月にローンチされた新機能であり、まだリールを利用した集客・活用事例が少ない現状があります。

そこで本記事では、事例が少ない中でも既に成果を発揮している企業やアカウントをピックアップ。
コスメ系、グルメ系、ファッション系、ライフスタイル系、スポーツ系、その他のジャンルに分けて、リールの活用実例を紹介します。

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インスタグラムのリールとは?ストーリーズとの違いや使い方、活用事例まとめ

目次

コスメ・スキンケア・メイク系アカウントのリール事例4つ

スキンケアやメイク用品を扱っている企業の場合、メイク用品の発色や商品を使用してどのような効果があるのかをユーザーに掲示しているケースが多いです。

ほかにも、実店舗を持っている場合は道順を説明したり商品購入までの導線を確保していたりと、様々な工夫がされています。

KOSÈ|旬の芸能人を起用して注目度アップ

現在6.3万人以上のフォロワーを獲得しているKOSÈでは、2021年1月末時点で3つのリールを配信しています。

その中でもKOSÈの強みを発揮しているのが、16.6万回の再生回数を誇っているNiziUとのコラボ動画です。
「#まつ毛ダンス」というハッシュタグを独自に作りだし、NiziUのキャッチ―なダンスに合わせて商品PRを行っています。

「#まつ毛ダンス」は100件以上の投稿がされており、ユーザーにも広く認識されるリールとなりました。

NARS|1つのアイテムから目元メイク完成までをリールに

日本国内だけでなく海外からの人気が根強いNARSは、75.8万回再生されたリールを生み出しています。

そのリールでは、新商品のアイメイクパレットを使用し、メイクが完成するまでをプロモーションビデオのように撮影されています。
写真だけだとイメージしにくい実際の発色や色味の使い分けなどが秀逸で、国内外からの注目が高まったのでしょう。

他にもメイク用品をアート作品のように使用したものや、コミカルな音楽に乗りながらメイクをしていくリールなどがユーザーの心を掴んでいるようです。

ADDICTION|同じモデルを起用して統一感を生み出す

ADDICTIONも他のメイクブランドと同様にメイク動画を発信していますが、他のアカウントと決定的に違うのがモデルの起用数。

1人の女性をリール専用のモデルとして起用しているため、同じ肌質・顔のパーツ構成の女性がメイクされていることで、メイクのノリや発色の違いがより明確に分かります。

また、キャプション欄にはメイクのポイントや使用した商品が細かく記載されているため、ユーザーがリールをきっかけに商品を購入しやすいように導線が作られています。

SHISEIDO|店舗道順の紹介リールが大人気

SHISEIDOは日本発の化粧品メーカーとして、現在世界規模で商品を展開しています。
2021年1月末時点でインスタグラムのフォロワー数は120万人を超えており、リールの平均再生回数も10万回以上です。

どの動画も多くの再生数を獲得していますが、中でも2020年7月に投稿された「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」の紹介動画は18万回以上の再生数を記録しています。
東京メトロ銀座駅から資生堂松屋本店までの道筋を説明しているリールです。

このリールを見ることで、実際に来店しやすくなるだけでなく、資生堂の聖地ともいえる本店に動画上で来店体験したような気持ちになれます。
本店に着くまでの信号機や周辺の街並みも映しており、海外の方からも評判が良かったようです。

実店舗がある場合は、メイク動画だけでなく臨場感のある「お店への向かい方リール」なども需要があるといえそうですね。

食品・グルメ系アカウントのリール事例4つ

食品やグルメを扱っているアカウントの場合、シズル感やグルメが誕生するまでの秘話などをリールにまとめているケースが多く見受けられます。

Mr. CHEESECAKE|フィード投稿と変わらない色味の統一を

店舗を持たずにオンラインのみでチーズケーキを販売しているMr. CHEESECAKEも、リールを活用して集客を行っているアカウントの1つです。

2つの特徴があり、1つはフィード投稿と同じ色合い、温度での動画を届けていることです。
動画になると世界観が崩れてしまったり、色合いの調整が難しくなりますが、Mr. CHEESECAKEの場合はそのようなマイナス要素が一切ありません。

もう1つの特徴は、普段は見られないチーズケーキが焼き上がるまでの動画やアレンジレシピなどを公開していること。
オンライン限定のお店なので、裏話やユーザーが普段は目にすることがない場面をリールにまとめて、ユーザーが抱いている世界観を広げています。

クラシル|30秒動画を倍速で再生

330万人以上のフォロワーを獲得しているクラシルは、リールで料理動画を公開しています。
料理の動画を提供するサービス・クラシルでは、倍速にすることで短尺動画機能であるリールでも同じ内容の動画情報を発信しているようです。

「詳しい作り方や材料はアプリへ」とアプリへの誘導もしっかり行っており、プロフィール欄にはアプリがインストールできるURLもあります。

インスタグラム上のリールで興味を持って、アプリをインストールするまでの導線が作られているため、集客にも役立っているといえます。

松屋フーズ|話題のハッシュタグをいち早く取り入れる

松屋フーズが行うリール活用は、話題になっていたハッシュタグをいち早く取り入れた茶目っ気のある動画更新です。

一見松屋フーズが行っているとは思えないユニークなリール投稿を行っており、ユーザーからの反応も上々。
話題性を高めたことで、拡散されるリールづくりに成功しています。

ななや京都三条店|グルメの印象をより強く残すリールに

世界一濃い抹茶ジェラートを提供しているななやでは、ジェラートを中心にリールを発信しています。

アイスクリームのコーンに抹茶ジェラートを入れる動画や、7段階の濃さの抹茶ジェラートを順番に紹介したりと、臨場感やシズル感を意識したリール作りを行っています。

またフィード投稿だけでなくリールのコメントに対しても真摯に対応しており、丁寧なSNS運用が伺えます。

ファッション系アカウントのリール事例4つ

ファッションアカウントの運用では、主に着こなし術や新作アイテムの紹介などが行われています。

しかし中には、ちょっと変わったリールの活用を試しているアカウントもあるようです。

ViVi|モデルやインフルエンサーのライフスタイルを発信

女性向けファッション雑誌『ViVi』のリールは、モデルやインフルエンサーを巻き込んで華やかに彩られています。

「美容賢者が選んだViViコスメアワード2020上半期」や、ViViモデルが多く登場しているリールが大半を占めており、動く雑誌のような感覚で眺めることができます。

インフルエンサーやモデルの日常をピックアップすることで、ファンの熱量向上にも繋がっているのではないでしょうか。

ローリーズファーム|ユーザーのニーズを的確に捉えている!

ファッションブランドのローリーズファームでは、新作アイテムの紹介やストールの巻き方など、ユーザーのニーズに合った動画を提供しています。

特にストールの巻き方動画では、60万人のフォロワーがいるうち、50万回近くの再生回数を誇っており、ニーズを的確に把握しているといえます。
スタッフが実際にアイテムを身に着けているため、等身大のリールが完成しています。

また、ローリーズファームは、2020年12月11日に実装されたリールでのショッピングタグ機能も活用しています。
ユーザーが、リールの動画内で着用されているアイテムをすぐにチェックできるようになっており、購入までの導線づくりも参考になりますよ。

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snidel|女性モデルを起用して動画ベースでの着画を披露

45万人以上のフォロワーを獲得しているsnidelは、女性モデルを起用してリアルな着画動画をアップしています。

写真だけでは伝わりにくい色味や着用時の肌の露出度、どのようなシルエットになるかなどをユーザーにアピールできている良い例です。

studio CLIP|ユーザーが興味を持って居ることをリールにして発信

studio CLIPは、ショッピングモールやファッションビルを中心に180店舗以上を運営するアパレルブランド。
インスタグラムのフォロワーは25万人を超えており、シンプルかつ着回しのしやすいコーディネートが組みやすいと人気のブランドです。

リールでは定期的に新作アイテムの紹介を行っています。
スタッフが実際に着用することで親近感が感じられ、購入後のコーディネート参考にもなっています。

ストールやスカートなどの着回しリールでは30万回ほどの再生回数を誇っており、ユーザーの求めていることを提供する情報が発信されている良い例です。

雑貨・ライフスタイル系アカウントのリール事例3つ

雑貨屋ライフスタイル系のアカウントでは、自社の強みやアピールしたい商品に着目すると個性的なリールが完成します。

HITOTOKI|アイテムの使い方をメイキング動画で紹介

文房具ブランドのHITOTOKIでは、文房具を使用したメイキング動画をリールとして配信しています。

「文房具は好きだけど使い方が分からない」「どう活用したら可愛く仕上がるのか知りたい」といったニーズを把握しており、それぞれの特徴や良さをアピールしたメイキング動画に仕上がっています。

文具のミドリ|文具の使い方ノウハウをアップ

フォロワー4万人を獲得している文具のミドリでは、コロナ禍のニーズに合ったリールを配信しています。

最近では「デスク周りアイテム5選」や家でパーティーする際の飾りつけに使用するアイテムの紹介リールなどをアップしており、簡易的かつ見やすいリールが人気を博しています。

普段のフィード投稿でも「日記の書き方」や「スケジュール帳のおすすめ商品」などを紹介しているため、同じような系統で「動画でしかできないノウハウ」をリールで発信しています。

フライングタイガーコペンハーゲン|初見で分からない雑貨を動画で解説

キッチン用品や生活小物、日常をちょっと楽しくするアイテムを販売しているflying Tiger。
公式インスタグラムでは、16万人以上のフォロワーを獲得しています。

フィード投稿では店内の様子や季節商品の紹介などを発信していますが、リールでは初見だと使い方がわからない商品を動画で説明しています。
例えば、スプーンを使用しなくてもミルクが混ざるコーヒーカップや、おうちパーティーが楽しめるケーキプレートなど計6つのリールが公開されています。

購入しないと使用方法が分からなかったり、イメージがつかない商品をうまく利用し、ユーザーの興味関心を引いている例です。

スポーツ系アカウントのリール事例2つ

スポーツ系のアカウントは、インスタグラムをはじめとするSNS運用が難しいと思われがちですが、臨場感のあるリールでは反対に強みとなる場合もあります。

J.LEAGUE OFFICIAL|投票ツールとしてリールを活用

Jリーグ公式アカウントでは、様々なクラブチームの練習風景やオフショットをランダムに公開しています。
ファン目線では、普段はピッチ上でしか見れない選手たちの姿が見れるため、ニーズを的確にキャッチしているといえます。

またフォロワー35万人に対して、44万回の再生を誇っているのが「タップして止めてみよう」と書かれたリール。
投票ツールとして活用されており、ランダムに選手&おすすめのレシピが出てくるので、ユーザーがおみくじのような感覚で楽しめます。

現在リールはタップではなく、長押しで動画を一時停止できる仕様になっています。

olympics|TikTokのコンテンツを二次活用

オリンピックの公式アカウントでは、リールでTikTokのコンテンツを二次活用しています。

1つの動画に対して効率的な発信を行っており、TikTokのユーザーだけでなくインスタグラムにもリーチさせています。

他のSNSコンテンツでも動画や写真の投稿を行っている場合に参考にできる例です。

その他ジャンルのアカウントのリール事例2つ

上記のジャンルに当てはまらなかったアカウントでも、リールの活用は積極的に行われています。

表立った集客をする必要がない学校や公共施設などでも利用されているので、ぜひ参考にしてみてください。

united|見た人が旅行に行きたくなるムービーを展開

アメリカのシカゴを本拠地とするユナイテッド航空は、フォロワーが80万人近くいる航空会社のアカウント。

フィード投稿では飛行機や就航都市の写真、企業活動の様子など、多岐に渡り紹介しており、リールでは縦画面一杯に飛行機が離陸していく映像をアップしています。

BGMにのせ、リールを見た人が旅に出たくなるようなイメージムービー風に動画を仕上げている点が特徴です。

福岡国際医療福祉大学|普段は見えない裏側を公開

福岡国際医療福祉大学のアカウントでは、予定していたオープンキャンパスの内容を変更し、急遽各学科の教室からZoomにて繋いだときの映像をリールとしてそのまま採用。

コロナ対策で学校内での移動を最小限に抑えるために、各教室からオンライン体制で学科説明を行ったようです。
「オープンキャンパスの裏側」として、学生が普段見ることのない教員の様子や、学生が学校生活をイメージしやすくなる授業風景や学校から見える景色などをリール投稿しています。

まとめ

まとめ

業界やアカウントジャンルによって、リールの活用方法やユーザーに求められていることは異なります。

しかし、通常のフィード投稿やストーリーズの投稿と同じように、大切なことはユーザーのニーズに合ったコンテンツや自社の魅力を発信できるオリジナルコンテンツをアップすることです。

15秒から30秒の動画でしか伝えられないことや、ショートムービーだからこそ伝えられる魅力を洗い出して、リールの材料にしてみてください。

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