ユーザーが商品の情報を得てリサーチし、購入に至るまでの行動が、インスタグラム上のみで行われることも増えています。
そのため、積極的にインスタグラムマーケティングを行う企業も増えているものの、実際はインスタグラムでの情報発信に時間や費用を費やせないケースも多いようです。
社内でインスタグラムの運用をまかないきれない場合は、運用代行会社に依頼されることをおすすめします!
本記事では、インスタグラムの運用代行会社のメリット・デメリットや費用を紹介します。
記事後半ではおすすめの代行会社をピックアップして紹介してますので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
目次
- インスタグラムの運用代行会社(業者)とは
- インスタグラムの運用を業者に依頼する場合の予算・費用相場
- インスタグラムの運用代行業者の選定ポイント
- 超おすすめ!注目のインスタ運用代行会社3選
- その他のインスタ運用代行会社11選
- FinT(フィント)|累計50アカウント以上の運用実績を保持
- ハピラフ|8ヶ月で20万フォロワー達成実績あり
- Members(メンバーズ)|Facebook・Twitter・微博(ウェイボー)にも対応
- GLOBAL LINK JAPAN(グローバルリンクジャパン)|基本料金39,800円〜の良心的な価格
- MARQS(マークス)|ホームページ制作会社だからこそのデザイン力
- Mint’zplanning(ミンツプランニング)|インスタグラマーと提携して宣伝可能
- Sharecoto(シェアコト)|セブンイレブン・ANA・ソニーミュージックなどの大手実績多数
- BEASTAR(ベアスター)|初期費用0円で月額15万円の低価格がウリ
- テテマーチ|実績社数300以上の実力派運用会社
- ライスカレー|ニーズに応じて最適な世界観を提案
- popteam(ポップチーム)|月額16,480円の運用からスタート可能
- まとめ
インスタグラムの運用代行会社(業者)とは
インスタグラムの運用代行会社とは、インスタグラムの投稿を代行してくれるサービスをはじめとして、投稿画像の作成やテキスト文のライティング、コメントの返信、いいね・フォローなどを行ってくれる会社のことを指しています。
主に集客やフォロワーを増やすために代行を依頼するケースが多く、以下のような悩みを持っている会社におすすめできます。
- 「インスタグラムの運用を検討しているが時間が取れない」
- 「会社にプロモーション部門がない」
- 「SNSに詳しい人材がいなくて困っている」
- 「どうすればインスタグラムのフォロワーが増えるかわからない」
運用代行会社に依頼するメリット・デメリット
インスタグラムの運用代行会社への依頼には、メリット・デメリットどちらも存在しています。
それぞれを把握し、会社へ依頼することが向いているのかを判断してみてください。
メリット

- 集客力のある効果的な運用ができる
インスタグラムの更新は、「毎日投稿したらOK」「何かしら画像をアップすればいい」というわけではいきません。
ユーザーは企業のアカウントに対し、情報の更新頻度の高さだけでなく、ブランドや商品の世界観溢れる投稿や情報量が多く有益な投稿を期待します。
日記のような投稿や統一感のない投稿、会社に関係のない内容の更新が続くと、ブランドイメージやユーザーからの評価を下げることにも繋がりかねません。
インスタグラム運用は、企業や商品・サービスの利益や認知度を上げるために行うものですが、ノウハウやインスタグラムの最新の情報を知っていないと、運用が難しく成果に結びつかないことがあります。
代行会社に依頼することで、社内の負担を軽減させつつ、ユーザーに喜ばれる情報を届けて満足度を高めるインスタグラム運用が可能になります。
専門知識を持ったプロが運用することで、インスタグラムを効果的に活用することができるでしょう。
- 自社を客観的に見ることができる
代行会社は第三者の視点で会社や商品・サービスを見つめ直すことができるため、
「どんなイメージを持たれているのか」
「ユーザーが期待しているポイントは何か」
「評価されている点や改善すべき点はどこか」
など、社内では気が付きにくい要素に着目して運用を行ってくれます。。
インスタグラムはエンドユーザーまで情報を届けやすく、自社の魅力をアピールできるSNSです。
「ユーザーがどう感じるか」を念頭に置きながら運用を進めていく必要がありますが、代行会社にはこのノウハウが備わっています。
外部の組織だからこそ気づける自社の問題点や魅力を活かした運用を行ってもらうことができます。
デメリット

- 費用がかかる
費用については後述しますが、安くても月10万円〜のプランが一般的です。
集客効果を得られるまでにはある程度時間がかかるため、代行費用の『モト』がすぐに取れるわけではありません。
- 自社のイメージと解離が発生する場合がある
抱いているイメージがあれば、あらかじめ代行会社と打ち合わせを行い、どのようにアプローチしていくか検討する必要があります。
しかし、SNSでウケる方向性と自社が目指している方向性が必ずしも一致するとは限らないため、場合によっては予期せぬイメージ展開となってしまう可能性もあります。
事前のすり合わせが大切です。
インスタグラムの運用を業者に依頼する場合の予算・費用相場
代行会社が行う業務内容によって、費用は異なります。
代行依頼を検討している場合は、予算と業務内容どちらで決めるのかも検討しておくと良いでしょう。
一般的な依頼費用のイメージを三段階に分けて紹介します。
相場・予算 | 月額10万円以下 | 月額20〜30万円 | 月額50万円から |
目的 | 低コストでSNS代行を依頼したい 基本的な作業だけ代行を依頼したい | 定期的なSNS投稿とコメント返信を代行してほしい | 広告展開や解析を含めて、 SNS運用のトータルサポートを依頼したい |
業務内容の例 | 投稿原稿の作成 投稿代行 | 投稿原稿の作成 投稿代行 コメント返信 レポーティング | 投稿原稿の作成 投稿代行 コメント返信 レポーティング・定期ミーティング 目標設定や運用戦略の立案 広告運用 |
インスタグラムの運用代行業者の選定ポイント
代行会社に委託する際は、手法や実績、依頼できる内容などいくつかのポイントを確認し、適切な代行会社を選びましょう。
アプローチの手法
フォロワーを集める施策やユーザーに届けることができる投稿・運用を求めて代行依頼をします。
そのため、運用代行会社がどのような手法でアプローチするのか、代行会社独自の手法やノウハウを契約前に詳しく聞いておきましょう。
インスタグラムはアルゴリズムや機能が頻繁にアップデートされるため、最新の情報を持っているかどうかも確認ポイントです。
実績がある
実績は、運用しているアカウント数や企業数だけで判断するのでなく、ユーザーの伸び率やエンゲージメントなど、具体的数値も確認しておくことをおすすめします。
実績が公表されていない場合は、運用会社が所有しているインスタグラムアカウントをチェックし、効果を確認しておくと良いでしょう。
また、自社と同じジャンルの商品・サービスジャンルにおける運用実績があるかどうかも要チェックです。
細かく依頼内容を設定できる
大まかな業務内容は先述のとおりですが、「コメント返信と投稿ボタンを押す作業は自社でやりたい」「フォロワーが1万人に達したら、プランの見直しをしたい」など、細かく依頼内容を指定できる代行会社とそうでない会社が存在します。
細かいカスタマイズができないと、認識のズレが発生したり、度重なる打ち合わせで必要以上に費用と時間がかかってしまうことにもつながります。
業務の委託をしているのに仕事量が増えてしまっては元も子もないので、自社の都合に合わせてくれる代行会社であるかはチェックポイントの1つです。
超おすすめ!注目のインスタ運用代行会社3選
インスタグラムの代行会社をいざ探すとなると、規模の大きさや費用など、さまざまな点で迷ってしまいがちです。
そこで、インスタ集客の知恵袋編集部が、インスタグラム運用で特に高い実績を叩き出している3つの会社をピックアップしました。
費用やサービス内容を総合的に紹介していきますので、ぜひ選定候補にしてみてください。
Lim(リム)|1ヶ月換算10万円での運用が可能!

インスタグラマーが500人以上所属している『Lim』は、アカウントの立ち上げから制作・運用・分析まで全て一貫して行ってくれる運用代行会社です。
写真や動画の撮影・編集、ライティングチームによる文章作成、人工知能を活用したマーケティングなどを実施しています。
撮影はプロのカメラマンによって行われ、半年に一度の訪問で約6ヶ月分の投稿写真を撮影します。
画像や文言の指定、キャンペーンの告知なども柔軟に対応してくれるサービスを行っており、統一感を第一に考えた投稿でフォロワー獲得が期待できるでしょう。
また半年単位での契約になり、1ヶ月あたりの金額がリーズナブルなことも特徴。
インスタグラマーのキャスティングには別途料金がかかりますが、自社のブランディング・認知度の向上にも
ながるため積極的に活用していくといいかもしれません。
ベーシックプラン…6ヶ月契約で60万円
ブランディングプラン…6ヶ月契約90万円
Social Media Lab(ソーシャルメディアラボ)|炎上リスクを回避した安全な運用が得意

国内最大手規模の『Social Media Lab』は、自社メディアの運営に加え、500社以上の実績を持っています。
インスタグラムのプロによるコンサルティングや、サポート、実際の運用までを一括して行ってくれます。
同社の最大の特徴は、毎月運用状況をレポートとしてまとめており、分析結果を次月以降の施策に役立ててくれる点です。
フォロワー数の分析だけでなく、ハッシュタグごとの投稿推移やエンゲージメント数、競合企業の分析まで丁寧にフォローしてくれます。
さらに24時間365日監視体制を整えているので、万が一のリスク対策や炎上の予防・消火までを行うプランも揃っています。
都度見積もりのため、要相談
Cyber Buzz(サイバーバズ)|自社のイメージをそのまま反映

サイバーエージェントグループの『Cyber Buzz』は、目的のヒアリングから効果的な運用プランニング、実際の投稿、改善策までを提案・実行してくれる運用会社です。
『Cyber Buzz』専用のインスタグラマー撮影を行うこともあるため、自社のイメージや要望をそのまま投稿してもらえます。
大手化粧品メーカーや食品メーカーなどのインスタグラム撮影経験のあるカメラマンに撮影を依頼することもでき、シーンの作りこみから他のインスタグラムとの差別化まで様々な面でメリットを感じられるでしょう。
すでにインスタグラムのアカウントを運用していても、アカウントを作成していなくても初期の運用体制を整えるところからサポートしてくれるので、初心者でも安心して任せることができますよ。
基本運用プラン…月額35万円から
制作・運用プラン…月額70万円から
投稿選出・運用プラン…月額55万円から
その他のインスタ運用代行会社11選
上記の3社以外にも、インスタグラムを代行運用してくれる会社は存在します。
料金や打ち合わせのしやすさ、自社イメージと運用会社のインスタグラムのイメージが合っているかなど、様々な視点で会社を選んでみてくださいね。
FinT(フィント)|累計50アカウント以上の運用実績を保持

累計50アカウント以上を運用している『FinT』は、認知獲得・購入・ファン化まで、一貫したファン創出サイクルに基づいたインスタグラム運用を行っている会社です。
社員の平均年齢が21歳と若く、スマートフォンを中学・高校の時から使用してきた世代であるため、ユーザー目線での運用を依頼できます。
『FinT』の自社メディアでは、総合55万人のフォロワーを獲得しており、特に女性向けメディアの実績多数です。
詳細は問い合わせ
ハピラフ|8ヶ月で20万フォロワー達成実績あり

『ハピラフ』では、1番リーズナブルなコンサルプランでも、チャット相談サービスや戦略の策定、月に数回のミーティングなどを実施しています。
また、チームに1名ずつ広告主と代理店を両方経験したマーケターを配属してくれるため、インスタグラムだけでなく他のチャンネルを加味した運用が可能です。
『ハピラフ』が運営しているインスタメディア『節約チャンネル』は、8ヶ月で20万フォロワーを達成しています。
コンサルプラン…月額20万円から
リポスト制作代行プラン…初月15万円から、2ヶ月目以降30万円から
制作代行プラン…初月20万円から、2ヶ月目以降40万円から
Members(メンバーズ)|Facebook・Twitter・微博(ウェイボー)にも対応

『Members』は、インスタグラムだけでなくFacebook、Twitter、LINE、微信(ウェイシン)、微博(ウェイボー)など、複数のSNS運用に対応している運用代行会社です。
SNSを一元管理して宣伝やキャンペーンを打ち出すことに長けており、SNSの部門を全てお任せすることができます。
同社では海外動向、投稿分析、技術領域など、メンバーのそれぞれが各々のプロフェッショナルを生かし、効率的でミスのない運用を行っています。
詳細は問い合わせ
GLOBAL LINK JAPAN(グローバルリンクジャパン)|基本料金39,800円〜の良心的な価格

『GLOBAL LINK JAPAN』は、自社に必要な代行業務だけを取捨選択できるシステムを採用している運用会社です。
例えば、代行できる業務の中に『投稿』『ストーリーズ配信』『コメント返信』『撮影』などがありますが、この中から『投稿』と『撮影』だけを依頼することができます。
自社のニーズや予算に合わせて自由に設定できるため、依頼内容がはっきり決まっている会社や予算重視の会社におすすめです。
基本料金…39,800円
MARQS(マークス)|ホームページ制作会社だからこそのデザイン力

大阪市内に本社を構える『MARQS』は、行政の町おこしイベントから大手のメーカーまで、様々な分野のSNSマーケティング実績を保持しています。
ホームページ作成会社として100以上の実績を持っており、プロフィールのデザインから投稿のライティングまでプロのスタッフが担当します。
自社にぴったりの『ハッシュタグ分析』まで細かいサポートが特徴です。
詳細は問い合わせ
Mint’zplanning(ミンツプランニング)|インスタグラマーと提携して宣伝可能

インスタグラマーと提携を結び、確実な宣伝効果を実現させている『Mint’zplanning』は、企画立案から素材作成、インサイト分析まで全ての業務を実施できる代行会社です。
価格は月額50万円と高めに設定されていますが、フォロワー数の分析や投稿の比較分析など、投稿だけで終わらないサポートも充実しています。
ベーシックプラン(月12投稿)…50万円
各オプション…1万円から12万円まで
※プレミアムプランは2020年12月現在準備中

『Sharecoto』は、国内でも早い段階からインスタグラムの運用を行ってきた会社です。
写真撮影から投稿の代行、投稿監視など、メイン業務に加えて細かな部分までサポートしてくれます。
効果測定レポートの作成と報告会を設けているため、全体の数字を分析した上で今後の運用アドバイスまで行ってくれます。
初期開設…20~40万円
運用代行…30~60万円
BEASTAR(ベアスター)|初期費用0円で月額15万円の低価格がウリ

大阪市内に会社を構えている『BEASTAR』は、インスタグラムのSNS運用を始めとしてYouTubeコンサルティング、インフルエンサーマーケティングなども行うマーケティングの専門会社です。
基本的な写真撮影や投稿ライティングに加え、キャンペーン企画の提案なども行ってくれるため、全面的に運用を依頼できます。
シンプルプラン…月額15万円から
プロプラン…月額25万円から
テテマーチ|実績社数300以上の実力派運用会社

『大東建託』や『青山フラワーマーケット』など、大手の実績もある『テテマーチ』は、コンテンツ制作からアカウント分析までインスタグラムに関わること全般を担ってくれます。
インスタグラムのセミナーなども実施しており、社内教育を依頼することも可能です。
初期費用…5万円
最低出稿額…50万円から
ライスカレー|ニーズに応じて最適な世界観を提案

『ライスカレー』では、一般ユーザーを巻き込むインスタグラム運用を得意としています。
ユーザー自身が発信した写真や投稿(UGC)を活用して、企業のアカウントを運用する点が特徴のひとつです。
また、電子機器などインスタグラムでの運用が難しいとされるジャンルにおいても運用実績があるため、安心して自社オリジナルのアカウントを作成できます。
詳細は問い合わせ
popteam(ポップチーム)|月額16,480円の運用からスタート可能

『popteam』は、インスタグラムを始めとしたSNSマーケティングを専門に扱っている会社です。
無料のお試しから本格的な運用まで、自社のニーズと予算に合った運用を行ってくれるため、中小企業でも手軽に導入できます。
ビジネス…16,480円
プロフェッショナル…29,800円
運用代行プラン…問い合わせ
まとめ
おすすめのインスタグラム運用代行を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
会社自社がどんな商品やサービスを取り扱っているのか、予算や運用イメージは固まっているのかなど、代行会社を決めるポイントは多数存在します。
どこの会社に依頼しようか検討している場合は、SNS運用で何を1番の目的にするかを考えてみるといいかもしれませんね。