インスタグラムのアルゴリズムとは?仕組みや各配置場所の表示順を理解して運用に活かそう

インスタグラムにおけるアルゴリズムをご存知でしょうか。
アルゴリズムを理解していないと、せっかくコツコツ投稿を行っていても上位に表示されず、ユーザーに投稿をスルーされてしまうことも考えられます。

本記事ではインスタグラムのアルゴリズムの仕組みや各配置面での表示順、よくある間違いなどを解説し、アカウント運用に活かせるようにしていきます。

インスタグラムのアルゴリズムとは?

インスタグラムのアルゴリズムとは?

インスタグラムのアルゴリズムとは、インスタグラムを開いた時にだれのどの投稿が一番最初に表示されるかを決めている計算式のことです。

以前のインスタグラムでは、アプリを開くとタイムラインの1番上には最新の投稿が表示されていました。
これは、初期のSNSにおいて人と人をオンライン上でつなげることが目的とされており、ニュース配信を効率化するアルゴリズムが重要視されていたためです。

しかし2018年に、インスタグラムはフィード・ストーリーズ投稿で優先的に表示している投稿において、新しいアルゴリズムが働いていることを発表しました。
投稿順・時系列順で表示されるわけではなく、いくつかの要素が絡み合って総合的に判断されていることが明らかになりました。

インスタグラムのアルゴリズムの仕組み

インスタグラムでは、『ig2veck』と呼ばれる仕組みが使用されています。

この仕組みでは、該当アカウントにおけるコメントやいいね、DMなどの『交流や対話』が重要視されており、さらに交流を持ったアカウントの中から親和性の高いアカウントを選別されていきます。

例えば、『発見タブ(虫眼鏡マーク)』を開いた時に出てくるコンテンツは、普段からよく閲覧やいいねをしているアカウントに類似しているアカウントの投稿になっているのではないでしょうか。
これは、交流や対話をしているアカウントを通じて厳選されたコンテンツなのです。

アカウントレベルでのトピック識別のフロー

アカウントレベルでのトピック識別のフロー

インスタグラム上のアルゴリズムを理解する時に最も重要な前提としては、個々のコンテンツレベル(1投稿ごと)でトピック識別を行っているわけではないということ。
つまり、アカウント全体レベルの興味や関心がいかに高いかを判断し、重視しているということになります。

そのため、『交流や対話』の重要性はもちろんですが、コミュニケーションが生まれやすいコンテンツ作りがアルゴリズムの評価に繋がりやすくなり、より新規のユーザーへのリーチも行いやすくなると言えます。

アルゴリズムに使われている『シグナル』

アルゴリズムに使われている『シグナル』

シグナルとは、インスタグラムにおけるミッションに基づいて計測されている項目のことです。

インスタグラムのミッション:大切な人や大好きなことと、あなたを近づける

このミッションに基づいて、『コンテンツへの関心の高さ』と『アカウント同士のつながり度の高さ』をシグナルとして計測しています。

具体的にはユーザーからのいいねや保存、閲覧などがポジティブなシグナルとして蓄積され、アルゴリズムの評価につながっています。

投稿のリーチ数と保存数・いいね数の相関

投稿のリーチ数と保存数・いいね数の相関

投稿のリーチ数と保存数、リーチ数といいね数には、それぞれ相関があることが分かっています。

リーチ数と保存数では、投稿初期に行われた保存などのエンゲージメント率をアルゴリズムが「この投稿は良質だ」と判断し、ハッシュタグトップや発見タブに表示するか決定します。

その結果、保存数との間にはリーチ数が伸びるという相関関係があることが推測されています。

インスタグラムにおいて『保存』は、誰がアクションを行ったかは投稿者に伝わらず、実益が目的のエンゲージメントです。

そのため、コンテンツとオーディエンスの興味関心軸が一致していれば発生しやすいエンゲージメントと言えます。

また一方で興味深い結果が出ているのが、リーチ数といいね数に関する相関です。
フォロワー以外の関係性が低いユーザーにリーチすることで、挨拶目的・付き合いでのいいね(エンゲージメント)をされる確率が下がるリーチ数といいね数に若干負の相関関係があると推測されています。

インスタグラムのアルゴリズムと各配置場所の表示順

独自のアルゴリズムが作用しているインスタグラムでは、投稿が表示される場所によって配置が異なります。
それぞれにおいて1番最初に表示される投稿の基準や、特徴を押さえておきましょう。

フィードとストーリーズ

フィードとストーリーズ

基本的にフィード投稿ではシグナルが強いアカウントが上部に、ストーリーズでは左側に表示されています。

他にも投稿の新鮮さや頻度、投稿直後のエンゲージメント率、滞在時間、ストーリーズであればスキップされずに見られているかなどの要因が重なって表示の順番が決められていると推測されます。

つまり日ごろからフォロワーからのいいねやコメントなどのシグナルを集め、上記のように関心を持たれる投稿・有益な情報が含まれる投稿をしていれば、自分のアカウントからの投稿がフォロワーにリーチしやすくなると言えるでしょう。

発見タブ(虫眼鏡アイコン)

発見タブ(虫眼鏡アイコン)

『発見タブ』では、大別して2つのポイントが配置に関わっていると推測されています。

1つ目は投稿自体の特徴で、これには画像のピクセルデータやキャプション文字が挙げられます。

インスタグラムの公式サイトによると、画像の横解像度サイズの最大値は1080ピクセルです。

1080ピクセル以上の高解像度の写真を投稿する場合、自動的に1080ピクセルに調整されるため画質の劣化はありません。
一方で320ピクセル未満の画像は、最低解像度である320ピクセルまで引き延ばされてしまい、画質が悪くなってしまうため注意しましょう。

キャプションの長さは、ユーザーが投稿を見ている滞在時間に影響します。
キャプションを読む時間を確保することでユーザー1人あたりの滞在時間が長くなり、アルゴリズムに評価される可能性が高くなります。
また、ハッシュタグを付けている場合、投稿コンテンツとの画像類似性も作用すると言えるでしょう。

2つ目の要素は、投稿後のリアルタイムなエンゲージメントです。
細かく分類すると、次の3つの要素から判断されると言われています。

  • 投稿直後にフォロワーからどれだけエンゲージメントを獲得できるか
  • 発見タブレコメンド経由でのエンゲージメントはどれくらいか
  • ハッシュタグトップ(ハッシュタグ検索画面の上部)掲載後に得られるハッシュタグページ流入ユーザーからのエンゲージメントはどれくらいか

ハッシュタグの検索結果ページ

ハッシュタグの検索結果ページ

検索結果ページで上位に表示されるためにまず必要になってくるのは、フォロワーでない人からのエンゲージメント獲得です。
フォロワー外のユーザーからエンゲージメントを獲得できると、発見タブに表示される候補アカウントとして審査され、『ハッシュタグの内容と投稿写真に関連性があるか』『目を引く写真を使用した良質な投稿かどうか』などが判断され、検索結果ページに表示される仕組みが取られていると考えられます。

しかし、ハッシュタグの検索結果ページを見ると分かるように、トップの投稿を閲覧すると数か月前から数年前の投稿もいくつか見受けられます。
そのため、ハッシュタグの検索結果ページに上位で表示されるにはある程度の投稿後の時間経過とそれに伴うエンゲージメントが必要であると言えるでしょう。

インスタアルゴリズムのよくある勘違いと事実

インスタグラムのアルゴリズムでは、よく「解説する人によって解釈が違う」「えっこれってこんな意味だったの?」と勘違いが発生しがち。

そこでここからは、アルゴリズムを理解するうえで勘違いしやすい項目をいくつか紹介し、回答していきます。

表示されるのは写真<動画?

表示されるのは写真<動画?

アルゴリズムに評価されるために必要な要素のひとつが、1つの投稿にどれだけ滞在してもらえたかということ。
そのため、読み飛ばされるようなコンテンツ投稿や写真のみの投稿を重ねていると、滞在時間が伸びずに適切に評価されないのではないかとも言われています。

そこで勘違いを起こしやすいのが、「写真投稿よりも動画を投稿した方がいいのでは?」ということ。
動画の方が滞在時間を確保できる可能性はあるかもしれませんが、必ずしも写真<動画とは言いきれません。
意味のない動画を投稿してもアカウントとの関連性がなければ、結果的にエンゲージメントも下がってしまいます。

通常写真投稿がメインのアカウントであれば『動画も混ぜる』程度に留めて、意味のあるコンテンツを作ることに注力するべきです。

滞在時間を長くするポイント
  • 動画を交えて、わかりやすい・続きが見たくなるようなコンテンツを作る
  • ユーザーが期待している以上の情報を提供する
  • 情報を欲しているユーザーに確実に届けるために、適切なハッシュタグの吟味をする(関連のないハッシュタグをつけない)

短いコメントはエンゲージメントにカウントされない?

短いコメントはエンゲージメントにカウントされない?

投稿しているとたまに見受けられるのが、具体的なコメントではなく絵文字だけのものや短文のコメント。
一部ではこのような短いコメントはエンゲージメントに反映されないとも言われていますが、それは勘違いです。

短いコメントには返信しない人も多くいます。
すると、『コメントをもらっているのに返信していない』『コミュニケーションが取れていない』とアルゴリズムが判断し、結果としてエンゲージメントが低下してしまいます。

もらったコメントは、エンゲージメントにはきちんとカウントされているはずですが、その後の対応が命運を分けていると考えられます。

投稿後30分はアルゴリズムで優先される?

投稿後30分はアルゴリズムで優先される?

インスタグラムのアルゴリズムを語る上で最もよく聞かれるのが、「投稿最初の30分が勝負」「投稿直後は優先されるから、エンゲージメントにとって最も重要だよ!」という言葉です。
しかし、実際にはアルゴリズムに影響はないと言われています。

最初の30分は、まずフォロワーに露出するためエンゲージメントを獲得しやすいという事実はありますが、インスタグラムのアルゴリズムではエンゲージメントの総獲得数が見られるため関係がないと言えます。

まとめ

まとめ

インスタグラムのアルゴリズムは、理解するまでに複雑で時間を要しますが、アカウント運用においては把握しておくべきです。

フォロワーとのコミュニケーションを積極的に取ることや、多くのユーザーがアクティブになる時間帯に投稿をするなど、工夫を凝らしながらより多くのエンゲージメントを稼いでみてくださいね。

アカウント運用にお悩みの企業担当者様は、インスタグラムの運用代行会社への相談を検討してみてもいいでしょう。

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