インスタグラムの企業アカウントの業界別事例14選!成功事例を知って活用しよう

流行の発端がSNSになることが当たり前となった今、マーケティングにInstagramを活用する企業が数多く見られます。

とはいえ、どんな投稿をすれば良いのかわからない、始めたのは良いがなかなかフォロワー数が増えない、などの悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、企業アカウントの成功事例を業界別に分析し、Instagram運用のコツを考察します。

ファッション業界の企業アカウント事例2つ

ファッション業界のアカウントは、ショッピング機能やUGC(ユーザーによるレビュー投稿)を活用している特徴があります。

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UNIQLO公式|アパレルブランド

UNIQLO(ユニクロ)の日本公式Instagram @uniqlo_jp は2020年8月末に開設されて以降、わずか4か月で26.8万人(12/21現在)ものフォロワーを獲得しています。

幅広い年齢層の顧客を抱えるUNIQLOですが、Instagramでは主に若者世代に向けた情報を発信中です。
施策のひとつとして、67.4万人のフォロワー数を誇る大人女子向けライフスタイルメディアmichill(ミチル) @michill_official とコラボすることで、ファッション感度の高い女性からの支持を得ました。

また、Instagram内のショッピング機能を用いて、気になった商品をすぐに購入できる仕組みになっています。

GRL|ファッション通販サイト

10代女性に人気のアパレルブランドGRL(グレイル)のInstagram @grl_official は、積極的にUGCを活用しています。
UGC(User-generated-contents)とは、ユーザーによる商品レビュー投稿などの総称です。

通販を使用する際、ユーザーが気になるのはやはり「実物の品質とリアルな使用感」。
一般人やインフルエンサーの着用画像や正直なレビュは重要な情報源であり、これらを参考に購入を検討する人も多いです。

さらに、同アカウントにはメイン客層である若い女性を惹きつける有益な情報のコンテンツが充実しています。

GRLアカウントのコンテンツ例
  • マフラーの可愛い巻き方
  • 1週間コーデ
  • 人気モデルの撮影オフショット

商品PRだけでなく、ファッション誌のように見て楽しめる内容が人気の秘訣なのではないでしょうか。

化粧品・美容業界の企業アカウント事例2つ

化粧品・美容業界の特徴は、美容やメイクのテクニックを積極的に伝授している点です。

Cosme Kitchen Official|コスメセレクトショップ

世界中のオーガニックコスメを中心に取り扱うセレクトショップ、Cosme Kicthen(コスメキッチン)。
Instagram @cosmekitchen では、動画配信機能『インスタライブ』を積極的に導入しています。

インスタライブとは?配信手順やコラボのやり方、終了後のシェア方法などまとめ

インスタライブ導入のメリットは、写真では伝えきれない商品情報やリアルな使用感を発信できるという点です。

同アカウントでは『コスメキッチンコンシェルジュ』と呼ばれるスタッフやプレススタッフによる商品紹介がほぼ毎日行われており、好評を博しています。

メイクアップアーティストやスキンケアトレーナー、商品開発スタッフなどが出演し、美容の知識を伝授する、という内容になっています。
芸能人ではないプレススタッフによる配信という『親近感』と、美容のプロ目線での的確なアドバイスという『信頼感』が、ユーザーを惹きつけるポイントなのでしょう。

KATE|メイクアップブランド

カネボウメイクアップブランドKATE(ケイト)のInstagram @kate.tokyo.official_jp では、『なりたい印象別眉メイク』というテーマでメイクのポイントを解説しています。

コロナ禍で目元メイクが重要視される今、眉メイクのノウハウ伝授はユーザーのニーズを的確に捉えていると言えます。
同アカウントのメイク講座で参考にしたい点は以下です。

  • マネのしやすさ
  • Before/Afterの明確さ
  • メイクバリエーションの豊富さ
  • 情報の簡潔さ

『情報の簡潔さ』については、1件あたり画像3,4枚以内に収めるとすっきりと見やすくなります。

このようなハウツーコンテンツは、保存数が多くなる傾向にあり、Instagramのアルゴリズムで評価されるため、フォロワーでないユーザーにも届きやすくなるでしょう。

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ホテル・観光業界の企業アカウント事例2つ

ホテル・観光業界の特徴は、見て楽しくなる写真やインパクトの大きさを重視している点です。

東京ディズニーリゾート|テーマパーク

東京ディズニーリゾートのInstagram @tokyodisneyresort_official には、ディズニー内でキャラクターや風景を捉えた美しい写真が並んでいます。

水溜まりに映ったイッツ・ア・スモールワールドに、ギフトショップの窓に見えるミッキー・・・
何気無く歩いていると見過ごしてしまう、新鮮な角度からの写真も多いです。

Instagramだけで得られるディズニーの魅力が見れる点や写真の美しさが特徴で、フォローする・投稿をチェックする価値のあるアカウントになっています。

さらに、キャプションには短文のコメントが日本語と英語で表記されており、海外のユーザーにもリーチできている点にも注目です。

Check in|ホテル紹介メディア

ホテル紹介メディアのCheck in(チェックイン)のInstagram @checkin_japan_hotels では、インパクトのあるキャッチコピーを活用した投稿が見られます。

表紙のユニークなフレーズと大きな文字は、発見タブに表示された際にも目立つため、ついクリックして閲覧してもらえるコンテンツになっています。

写真内に文字を入れる場合、重要なのが簡潔さや投稿から得られる情報のわかりやすさです。
一度に大量の投稿を流し見るユーザーが多いため、冗長な表現は目に留まりにくいため、主役である写真の良さを活かしつつ、端的なキャッチコピーで人々の心を掴むことがポイントになるでしょう。

ライフスタイル業界の企業アカウント事例3つ

ライフスタイル業界の特徴は、UGCを活用している点、『憧れの暮らし』を演出している点です。

北欧、暮らしの道具店|インテリア雑貨通販サイト

株式会社クラシコムが運営するインテリア雑貨ブランドの北欧、暮らしの道具店。
Instagram @hokuoh_kurashi のフォロワー数は105万人を超えています。
特徴は何と言っても投稿頻度の多さと内容の濃さです。

同アカウントは2014年の開設以降、現在までの総投稿数は1万件に上ります。
頻度としては、1日あたり平均5件以上の投稿がされている計算になります。

また、量だけでなく投稿それぞれが高品質なのもポイントです。

清潔感のある白を基調とした写真からは「フィットする暮らし、つくろう。」のコンセプト通り、自分らしく豊かな暮らしのイメージが伝わってきます。
キャプションの内容も充実しており、商品の魅力がわかるようになっています。

さらに、同アカウントが力を入れているのがリールやIGTVといった動画機能の活用です。
オリジナル短編ドラマ『青葉家のテーブル』には50万回再生を超える動画も存在しており、人気の高さがうかがえます。

投稿の質と量を兼ね備えることにより成功した企業アカウントの代表例だと言えるでしょう。

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積水ハウス|住宅メーカー

積水ハウスのInstagram @sekisuihouse では、オリジナルハッシュタグを用いたキャンペーンが行われていました。

上記のように、ユーザーが『#愛着のある家』『#積水ハウスファミリー』のハッシュタグを付け、自慢の住まいをInstagramに投稿することで、エントリーできるキャンペーンです。
当選者の写真はWEBCMに使用され、豪華景品がもらえる…といった企画になっています。

オリジナルハッシュタグの活用はユーザーとのコミュニケーション早出に有効な手段の一つです。

また、ハッシュタグは既存ユーザーだけでなく、新規ユーザーの獲得にも繋がります。
商品購入を検討している人は、使用者のリアルな口コミを得るためにハッシュタグ検索を用いることが多いためです。
つまり、キャンペーン参加者の投稿写真が、企業の新たな広告にもなり得るのです。

検索時にヒットしやすい明確なキーワードをタグ付けすることで、潜在的なユーザーの目に留まりやすくなります。

Francfranc|インテリアショップ

デザイン性の高さで若い女性から人気のインテリアショップFrancfranc(フランフラン)。
Instagram @francfranc_official では撮影小物など細部にまでこだわり、『VALUE by DESIGN(デザインによって毎日をより楽しく、より豊かに)』というブランドの世界観を表現しています。

Francfrancには、上記のアカウント以外にも、Francfranc商品を活用したお部屋コーディネートを紹介するアカウント @francfranc_life も存在しています。
UGCを活用したアカウントです。
並んでいるのはユーザーによるハイセンスなコーディネート写真たちで、中には数万人のフォロワーを抱えるインスタグラマーによる投稿も見られます。

比較的高価な商品が多いFrancfrancですが、デザイン性を追求し『憧れの暮らし』を発信することで新しいInstagramユーザーにリーチし、ファンからも絶大な支持を得ています

食品・飲料・グルメ業界の企業アカウント事例3つ

食品・飲料・グルメ業界の特徴は、投稿にユニークさ実用性が感じられる点です。

松屋|牛丼チェーン

牛丼チェーン松屋のInstagram @matsuya_foods は、個性的すぎる投稿が「ぶっ飛んでいる」と話題に
従来少ないとされてきた女性客からの注目を集めることに成功しました。

『GONZO先生のタンバリン講座』『松屋カラコン』など、強烈なインパクトのある投稿がずらり。
そうかと思えば、インフルエンサーが登場したファッションブランド顔負けの投稿も存在します。

通常は投稿に統一感を持たせる企業アカウントが多いのに対し、松屋はあえて系統を揃えていません
これは、ユーザーに「次はどんな投稿が来るのだろう」と期待感を抱かせる戦略なのだそうです。

企業に関心の無かったユーザーを惹きつけるために大切なのは、興味を持ってもらうこと。
インパクト勝負で振り切った松屋のInstagramは、新たな顧客層を獲得するためのイメージ戦略を体現しています。

チキンラーメンひよこちゃん|加工食品

チキンラーメンのキャラクター『ひよこちゃん』が登場する日清食品のInstagram @chickenramen_hiyoko には、ユーモアを交えてユーザーを魅了する仕掛けが施されています。

『今年の漢字』のパロディやシュールな4コマ漫画など、独特の面白さがクセになると話題です。

一見可愛らしい『ひよこちゃん』のイメージを良い意味で裏切るギャップに惹かれます。
企業の公式キャラクターが存在するなら、ぜひ真似したいポイントです。

KALDI COFFE FARM|コーヒー・輸入食品

輸入食品を多く扱うコーヒーショップKALDI(カルディ)のInstagram @kaldicoffeefarm は、商品のブランディングに長けたアカウントの代表例です。
同アカウントには以下の情報がバランスよく組み込まれています。

  • 商品を使ったレシピ
  • 商品の美味しい飲み方や食べ方
  • セール情報

おしゃれだけれど、食べ方やアレンジの仕方に迷ってしまうこともある輸入食品。
そのような時に簡単で美味しそうなレシピを目にしたら、思わずチェックしてしまうユーザーが多いのではないでしょうか。

その他の業界の企業アカウント事例2つ

最後に、上記で紹介できなかった金融出版業界に属する2社の企業アカウントのInstagram運用術を紹介します。

三井住友銀行|金融業界

三井住友銀行のInstagram @smbc_official では、金融機関の堅いイメージを払拭するコンテンツを発信しており、若い世代へのアプローチに成功しています。

具体的には、人気漫画のスピンオフ作品や世界各国のグルメ紹介などの投稿が見られます。

さらに、『1分で学べるマネー講座』と題して、お金にまつわる豆知識を金融になじみのない人にもわかりやすく紹介しています。

「なんだか難しそう」と敬遠されがちな業界こそ、多くのユーザーに寄り添う親しみやいアカウント運用が成功の鍵となりそうです。

美人百花|出版業界

女性向け雑誌美人百花のInstagram @bijinhyakka では、アンケートによるユーザー参加型の企画が行われています。

例えば、2020年1月号付録「マルチガジェットケース」のデザインは、Instagramでのアンケート結果を参考に決定されました。
6種類のデザインから好きなデザインをひとつ選ぶ投稿には5300件以上のコメントが寄せられており、反響の大きさが伺えます。

デザイン決定後も「投票したものに決まってうれしい!」「違うものに投票したけどめちゃくちゃ可愛い!」など嬉しいコメントが多く届いたのだとか。

企画参加者は「付録作成に自分が携わっている」という意識により、商品への愛着も高まると考えられます。
企業がユーザーと積極的にコミュニケーションを取る姿勢が重要なのですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
どの業界においても、成功している企業アカウントは商品のPRに加え、ユーザーに何らかの付加価値を提供していることがわかります。

目的に応じて動画機能やUGC活用などの運用ノウハウも取り入れつつ、Instagramを積極的に活用していきましょう。

自社にInstagramの運用リソースやノウハウがない場合は、一度代行会社への相談を検討されてみてはいかがでしょうか?

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