インスタグラムでのブランディングのポイントや成功事例、企業のメリットや理由まとめてみた

インスタ ブランディング アイキャッチ

インスタグラムの国内利用者数は、3300万人を突破(2019年3月時点)。
個人間の交流のみならず、欲しいもの・サービスを探すツールとしても一般的となりました。

実際に利用者の83%が、インスタグラムを見て消費行動を行ったとする調査結果もあります。
【参考】資生堂がInstagramを中心としたブランディング戦略を公開 ストーリーズ広告の新常識とは? (1/3):MarkeZine(マーケジン)
企業にとって、インスタグラムを活用したブランディングはますます重要となっていくでしょう。

本記事は、インスタグラムでブランディングを行うメリットやポイント、ブランディングの成功事例などを紹介します。

ブランディングとは

ブランディングとは、市場においてブランドを確立させるためのすべての活動を指します。

長期的な営業戦略であり、「この商品といえばあの企業」や、「あのブランドの商品は、○○なデザイン」といったブランド固有のイメージを確立することがゴールです。

企業がブランディングに注力するメリット

企業がブランディングに注力するメリットは、類似した商品・サービスと差別化を図れることです。

人々の間に共通認識を確立することで、その商品・サービスを選ぶ明確な理由が生まれます。
結果的に熾烈な価格競争からの脱却ができ、さらにブランドや製品のファンの獲得によって売上が安定することなどがメリットです。

高級志向のカフェチェーン『STARBUCKS』が良い例です。
決して安くはないものの店内がいつも賑わいをみせていることから、ブランディングの大切さが分かりますね。

インスタグラムがブランディングに適している理由

SNS(Instagram・Twitter・Facebookなど)は自由度が非常に高く、自社アピールがしやすいことが魅力です。
顧客とコミュニケーションを取りながら、ブランド価値の理解促進を行えるSNSは、ブランディングに欠かせないツールといえます。

また基本的に無料で使用できるため、宣伝広告費を大幅に削減できるというメリットもあります。

そのようなSNSの中でも、画像・動画がメインのインスタグラムは、ブランディングに最適。
フィード投稿・ストーリーズ・IGTV・リールなど、多くのビジュアルコンテンツがあり、商品の認知拡大に役立つ機能が数多く備わっています。

さらに、インスタグラムにはコメント欄やDM、アクションボタンがあることで、企業アカウントとユーザーとのコミュニケーションが取りやすい環境が整っています。

インスタグラムがブランディングに適している理由
  • ビジュアルコンテンツの充実
  • ユーザーとのコミュニケーションの取りやすさ

インスタグラムでのブランディングのポイント

インスタグラムのブランディングのポイント

それでは実際に、インスタグラムを使用したブランディングでのポイントを6つ解説します。

ペルソナを設定する

まず、ペルソナを設定しましょう。
ペルソナとは、商品・サービスの利用を訴求したいターゲット像のことです。

『20代・女性』といった大まかなものではなく、より詳細にターゲットを絞り込むために、架空の人物を設定します。
年齢と性別はもちろんのこと、家族構成や居住地、職業、趣味、価値観、ライフスタイルまで細かく決めていきます。

商品・サービスを届けたいターゲットをピンポイントで設定することによって、ユーザーのニーズを見つけ出し、伝えるべき情報や投稿すべき画像を明確することが可能です。

さらにペルソナの設定によって、一貫したブランディングを行うことが可能となり、結果的に多くのユーザーにプラスの印象を与えることができます。

商品・サービスの価値を明確にする

ペルソナを設定したら、何を伝えるのかを明確化していきましょう。

  • ペルソナの抱える潜在的なニーズ
  • ターゲット市場が抱える課題

上記の2点を考えると、おのずと画像や文章の内容・雰囲気が定まっていきます。

「韓国女子のような髪型にしたい!」というニーズに対応できる美容室のアカウントの場合、『韓国ヘア』『ヨシンモリ(韓国トレンドヘアの名前)』といったハッシュタグを付けて、韓国風スタイリングの画像をアップするとよいでしょう。

インスタグラムで重要性が高まっている”リール”にスタイリング方法の動画を載せてみても効果的かもしれません。

『○○(地方名)美容室』などのハッシュタグも合わせてつけることで、仮にその地方に韓国風ヘアが得意な美容師がいない・少ない場合(ターゲット市場の課題)、インスタグラムを通して顧客の獲得を行うことが可能となります。

プロフィールページを作りこむ

インスタグラムでは投稿内容と同様に、プロフィールもフォロワー数を大きく左右するポイントとなります。
上限150字という限られた文字数の中で、何を発信するアカウントなのか、フォローしたユーザーにどのようなメリットがあるのかを伝えていきましょう。

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ハッシュタグを活用する

インスタグラムでは、ハッシュタグをつけて投稿することで、ユーザーが特定のキーワードを検索した際の検索結果に投稿が表示されます。
商品・サービスに関連のあるものや、ペルソナが検索しそうなハッシュタグをつけて投稿することで、ブランド認知の拡大や新規フォロワーの獲得が可能です。

投稿につけるハッシュタグのデフォルトを決めておくと、アカウントの投稿に統一感を持たることもできます。
ただし、ただコピペするのではなく、各投稿の内容に合わせて適切なハッシュタグを選ぶ必要があります。

また既存のハッシュタグの活用のほかに、ブランド独自のハッシュタグを作る方法もおすすめです。
競合ブランドの投稿との差別化が図れたり、UGCを促進できたり、関連投稿を一覧で見られたりといったメリットがあります。

さらに独自のハッシュタグを通して、ブランドのファン同士の交流が可能な新しいコミュニティを作ることにも繋がります。

インスタキャプションのアイキャッチ画像

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継続して投稿を行う

やはり投稿の継続が、フォロワーの獲得には欠かせません。

投稿が不定期なアカウントは、「インスタグラムの投稿に、あまり力をいれていないアカウントなのかな?」といった印象をユーザーに与えてしまい、フォロワーを獲得しにくくなります。
また、インスタグラムのアルゴリズムでも「良いアカウント」と判定してもらえない可能性が高いです。
そのためフィードやストーリーズ、リールやIGTVを定期的に更新していきましょう。

ただし、やみくもに投稿しつづけても、逆効果となる場合もあります。
フォロワー数が伸びない、いいね!があまり付かないなどの課題がある場合は、インスタグラムの分析ツールである『インサイト』を活用して改善していきましょう。

インサイトのアイキャッチ画像

インスタグラムのインサイト機能とは?データの種類や見方、分析方法を解説!

宣伝は控えめにする

企業アカウントでよくあるのが、商品・サービスの宣伝の投稿ばかりになってしまうことです。
しかし同じような宣伝の投稿が続くと、ユーザーに飽きられてしまい、フォロー解除にもつながるため注意が必要です。

インスタグラムを通してユーザーが求めているのは、役立つ情報やトレンド情報、真似したくなるような情報です。
ユーザーが求める情報を提供することは、結果的にブランドイメージの向上につながります。

そのため商品・サービスのPRを行う際には、本当に必要な情報だけを適切な回数で行うようにしましょう。

インスタグラムでのブランディングに成功した事例

最後に、インスタグラムのブランディングに成功した事例を紹介します。

それぞれのアカウントが大きくフォロワーを伸ばしたポイントを詳しく解説しているため、ぜひアカウント運営の参考にしてみて下さい。

Mr. CHEESECAKE|『#おうちカフェ』のイメージが膨らむ投稿

フォロワー数10万人以上の、大人気チーズケーキ専門店です。

ミスターチーズケーキは、実店舗を持たずにオンライン上のみでチーズケーキを販売しています。
SNSをきっかけに人気に火が付き、今や入手困難の”幻のチーズケーキ”と呼ばれています。

ミスターチーズケーキのインスタグラムでは、新商品の告知のほかに、ユーザーが撮影した投稿をまとめたカルーセル投稿を頻繁に投稿しています。
プロが撮影した写真ではないからこそ、ほかのユーザーに「自分でもおしゃれな写真が撮れそう!」といったイメージを与えることが可能です。

またオリジナルレシピも公開するなど、ユーザーにとって有益な情報を発信し続けています。

デリッシュキッチン|徹底的なユーザーファースト

デリッシュキッチンは、インスタグラムを料理の参考にするという、新たなライフスタイルを根付かせた立役者といっても過言ではありません。

インスタグラムの流行前は、レシピサイトを参考にするのが一般的でしたが、「動画で調理過程が確認できて分かりやすい!」と多くのフォロワーを獲得しました。

デリッシュキッチンは、『レシピ(=ユーザーのためになるコンテンツ)』を発信し続けていることが特徴で、投稿は1日に複数回にのぼります。
またコメント欄でユーザーの疑問に答えるなど、コミュニケーションをこまめにとっていることも支持を集める要因のひとつです。

明治エッセルスーパーカップ|ユーザーに寄り添った控えめな宣伝

王道アイスクリーム・『エッセルスーパーカップ』の公式アカウント。
こちらのアカウントで注目したいのが、新商品がでる際に行うPR投稿です。

エッセルスーパーカップは、定期的に期間限定のフレーバーが発売されていますが、フィード投稿での宣伝は1商品につき1回までにとどめています。
そのほかの投稿は、プロフィールの自己紹介欄に「たっぷりおいしいエッセルスーパーカップの、色々な楽しみ方を教えちゃいます♪」とある通り、アレンジレシピが中心です。

アイス好きのユーザーが楽しめるコンテンツを発信し続けていることが、人気の秘訣でしょう。

まとめ

今回は、インスタグラムにおけるブランディングのメリットやポイント、成功事例を紹介しました。
画像・動画の投稿がメインのインスタグラムと、ブランディングの相性は抜群で、積極的に行っていきたい販売戦略です。

投稿内容や頻度などによって、どれだけ多くのユーザーにブランドを認知してもらえるかを左右します。
インスタグラムでブランディングを行う際は、ぜひ本記事で解説したポイントを参考にしてみてください。

スマートフォンの写真

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