3大SNSと言われる、Twitter(ツイッター)・Instagram(インスタグラム)・Facebook(フェイスブック)。
各SNSの特徴を理解せず、同じような運用をしていませんか?
企業でマーケティングに活用する場合、情報の出し分けや適切な運用をおすすめします。
本記事では、各SNSの特徴やメリット・デメリット、ユーザーや企業の使い方を紹介します。
目次
各SNSの特徴やメリット・デメリット
まずは、3大SNSそれぞれのアクティブユーザー数(MAU)、ユーザー属性、フィードの仕組み、シェア機能についてまとめました。
アクティブユーザー数(日本) | 4500万人 | 3300万人 | 2600万人 |
主なユーザー属性 | 10〜30代 | 10〜20代 | 20〜40代 |
フィードの仕組み | 時系列順 新着のハイライトやおすすめのツイートが表示 | 関心度順 アルゴリズムにより時系列で表示されない | 関心度順 アルゴリズムにより時系列で表示されない |
シェア機能 | リツイート | なし(サードパーティアプリを使えば可) | シェアボタン |
以下、それぞれの特徴・メリット・デメリットを解説します。
Twitter(ツイッター)の特徴やメリット・デメリット

InstagramやFacebookと比較すると、幅広い年齢層に利用されているTwitter。
140文字以内の短文で気軽な情報発信ができるところが特徴です。
また、リツイートという拡散機能により、いわゆる『バズる』現象(SNSを介して口コミで話題になること)が起きやすくなっています。
Twitterはタイムラインが時系列順に表示されることから、リアルタイム性が高く、ニュース性のあるツイートが話題になりやすいです。
他SNSに比べてフランクな雰囲気で、ネタ系のツイートが伸びやすいことも特徴といえるでしょう。
メリット
- リツイート機能があるため拡散力がある
- バズりを起こしやすい
- リアルタイムの情報が届けやすい
- ツイートにリンクを貼って誘導できる
デメリット
- 1回の投稿につきテキスト140字以内、画像4枚までという制限がある
- 拡散性の高さゆえに炎上しやすい
Instagram(インスタグラム)の特徴やメリット・デメリット

若者世代を中心に、おしゃれな画像が投稿されているInstagram。
『映え』という言葉が注目されたのも、Instagramが盛り上がってきた頃だといわれています。
Instagramはアップデートが盛んで、フィード投稿以外にもストーリーズやリール、IGTV、まとめ機能などさまざまな発信スタイルが可能です。
また、ビジネス利用において有効なECサイトと投稿を結び付けるショッピング機能や、インスタライブのバッジ機能(投げ銭機能)なども実装されています。
メリット
- アカウントの世界観を作りやすい・ブランディングしやすい
- ハッシュタグを活用した発信ができる
- 投稿場所や形式が豊富
- ストーリーズからのリンク誘導(フォロワー1万人以上)やショッピング機能を活用したビジネス利用が可能
デメリット
- ハイクオリティな画像や統一感が求められる
- 拡散されにくい(リポストには外部アプリが必要)
- 機能やアップデートが多く使いこなすのが難しい
Facebook(フェイスブック)の特徴やメリット・デメリット

投稿のプライバシー(公開範囲)が細かく設定できたり、コミュニティグループやイベント告知を作れるなど多機能なFacebook。
ビジネスシーンでの利用が多く、20~40代の社会人がメインユーザーとなっているため、若者利用は少ない傾向にあります。
実名登録ゆえにリアルなつながりが反映されるSNSで、クローズドな発信になる傾向にあります。
企業における利用としては、情報を発信したり、電話番号や住所など基本的な情報を載せておく場所としてFacebookページが活用されています。
メリット
- 普段交流のある人やビジネスパーソンとつながることができる
- 比較的炎上しにくい
- イベントや趣味でコミュニティを作れる
デメリット
- 10代の利用者が極端に少ないため、若者向けの発信には適していない
- 拡散性は比較的低く、コミュニティ内にとどまりがち
ユーザーによる各SNSの使われ方
ユーザーは、どのようにTwitter・Instagram・Facebookを使い分けているのでしょうか?
各SNSの風潮や利用者が注目している点をまとめました。
Twitter(ツイッター)の使われ方
文章がメインとなる投稿で、気軽に発信できるTwitter。
タイムリーな情報、不特定多数の人に向けた情報の発信に使われています。
同じ趣味を持つ人との交流が多い傾向にあり、リアルでは面識のない人をフォローしたり、されたりすることもあります。
また、自分のタイムラインに流れてきた投稿で「人に知って欲しい!」と思った情報は、気軽にリツイートして口コミのように広げます。
Instagram(インスタグラム)の使われ方
画像や動画をメインとした投稿で、文章のみの投稿ができないInstagram。
画像のフィルターや加工などを統一させて世界観を演出するなど、おしゃれな投稿や雑誌のような見せ方に力を入れている利用者が多いです。
また、24時間で消えるストーリーズ投稿は、フィード投稿の世界観を崩さずに気軽に投稿できる場として利用されています。
Instagramでは友人同士での交流が多い傾向にあります。
拡散機能がないため、複数のハッシュタグや位置情報をつけるなどフォロワー以外のユーザーに発見されるような工夫がなされて投稿されることが多いです。
Facebook(フェイスブック)の使われ方
ビジネスシーンでの利用が盛んなFacebook。
実名利用が多く、リアルでの知り合いや仕事関係の人と繋がることが多いです。
そのため、不特定多数の外部に向けてというよりも、内向きの発信によく利用されています。
Facebookには、同じ趣味を持った人や関心のあるテーマで繋がれる『グループ機能』というものがあります。
面識がなくても、実名制のFacebookならではの安心できるコミュニティに入ることができます。
また、イベントページは告知や集客、参加者の確認に利用されています。
企業の各SNSの使い方
SNSは個人利用だけでなく、企業にも活用されています。
商材や発信する情報によって適したSNSの使い分けが必要です。
Twitter(ツイッター)の使い方
堅苦しくない情報発信で、話題を集める企業Twitterを目にしたことがあるのではないでしょうか?
Twitter担当者は『中の人』と呼ばれ、タレント化していく場合もあります。
ファン獲得やユーザーとの積極的なコミュニケーションを狙う企業におすすめのSNSです。
企業のプレスリリース情報だけでなく、Twitter利用者に共感を呼ぶ発信、親近感を与える発信に使われています。
おすすめの商材
食品から電機メーカー、観光・レジャー業まで幅広い
Instagram(インスタグラム)の使い方
エンゲージメント率が高いInstagram。
商品のビジュアルを押しだしたい、世界観を伝えたい企業におすすめで、商品ビジュアルに自身のある企業によく使われています。
『ショッピング機能』を利用すると、投稿からECサイトに飛ぶことができます。
インスタライブ機能で、商品紹介の生配信を行う企業も目立ってきました。
おすすめの商材
アパレル、コスメ、飲食など
Facebook(フェイスブック)の使い方
Facebookには勤務先情報を入力することができ、企業アカウントと紐づけることができます。
社員がFacebookを利用する場合は、アカウント作成が必須です。
信頼をもたせた発信に使われており、比較的堅い文章や画像の発信にも適しています。
また、Facebookページを利用すると事業内容・連絡先情報などをまとめて公開することができます。
ネット上での交流が多いビジネスシーンで、名刺代わりに使われることもあります。
おすすめの商材
IT、ソーシャルサービスなど

. vol.47【リノベ|インタビュー】「背伸びしない×こだわり」のバランスが大事。自分たちらしいキッチンを造作で from_リノベーションマガジン&…
リノベ不動産さんの投稿 2020年11月14日土曜日

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セブン-イレブン・ジャパンさんの投稿 2020年11月23日月曜日

【プレスリリース】 沖縄の求人マッチングサービス「ジョブアンテナ」は、11月13日に登録会員数が1万人を突破したとともに、全面リニューアルから4年連続でマッチング成立件数の倍増を達成しました。 https://www.ryukyu-i.co.jp/news/4432/
琉球インタラクティブ株式会社[RyukyuInteractive, Inc.]さんの投稿 2020年11月15日日曜日
まとめ
今回は、Twitter、Instagram、Facebookそれぞれの特徴や使われ方、企業の使い方をご紹介しました。
中でも近年多数の企業が注目して活用しているInstagramは、関心・情報の新しさ・関係性の3要素でアルゴリズムが構成されており、よりターゲットに届きやすい情報発信に役立つSNSです。
効果的にビジネス利用したい場合は、SNSの代行業者などに依頼されることをおすすめします。
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